横浜紫友会合唱団第15回記念定期演奏会 御礼
【御礼】
本日は、横浜紫友会合唱団第15回記念定期演奏会にお越しいただきありがとうございました。また、出演者の皆様、運営スタッフのみなさま、ホール関係者様、この演奏会に関わってくださったすべての方のおかげさまで無事に終えることができました。みなさまの多大なるご協力に改めて感謝申し上げます。本日のご来場者様は、過去最高の662名でした。
さて、15年前、たった6人でスタートした紫友会、ここに至るまで必ずしも順風満帆とはいきませんでしたが、こうして10倍の60人で活動できるまでに成長したのも、ひとえにみなさまのおかげです。
今回取り上げましたモーツァルト「レクイエム」は、第8回の定期演奏会で一度取り上げている曲です。しかし、当時は実を申しますと解散の危機にありました。そこで、なんとか団員を増やしたいとの運営的な思惑から、新入団員が集まりやすい曲として、この曲を選んだのです。これで団員が増えなかったら紫友会を解散しようと心に決めておりました。本当はまだ実力的にもまだまだやりたくなかったのですが、音楽家としての良心を捨ててまでこの曲をやったことは、今でも本当の意味で正しい判断だったのかわかりません。
しかし、第8回の定期演奏会が団員が増えるきっかけになったことは事実で、今日に至りました。第8回の定期演奏会を終え、いつかもう一度この曲にチャレンジする事を心に誓っていました。そして、その機会がちょうど15回の記念演奏会となったのです。
本日のモーツァルト「レクイエム」の演奏については様々に思うところはありますが、第8回終演後に悔し涙を流して再演を誓った当時のことを思えば、十分に心を満たせる演奏だったのではと思っております。
また、第一部で演奏しました邦人作曲家の名曲集は、それぞれの曲が、私の音楽人生においての思い出が詰まったもので、お楽しみいただけたと思っております。
紫友会は明日より新たな一步を踏み始めます。設立当時に掲げた「心で歌い上げる音楽」を日々目指して活動してまいります。みなさまにおかれましては、相変わらずのご支援ご協力を切にお願い申し上げます。
本日はありがとうございました。
横浜紫友会合唱団
主宰 葭田晃
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