【10月11日 東京ハルモニアシンガーズ 目黒区合唱祭講評】
【10月11日 東京ハルモニアシンガーズ 目黒区合唱祭講評】
昨日出演した目黒区合唱祭での各先生の講評です。当日はベースが二人いなくて指摘されるだろうなあと思っていましたが、やはり厚みの問題は出ましたね。ただ、おふたりとも好意的に書いていただいているのは良かったですね。これを糧に定演に向けて頑張りましょう!
■荒牧小百合先生
ゴチック建築のような立体的な音楽がきちんと明確に成り立っていました。おひとりおひとりが意識が高く積極的な音楽をしていらっしゃるのが素晴らしかったです。とても生き生きしていて良かったです。
実際、とても難しい作品をこれだけきちんとまとめていらっしゃった指揮者のご指導が的確で素晴らしいのだと想像いたします。全曲演奏を聴いてみたくなります。
来年1月の演奏会の大成功を心よりお祈りいたします。
■今尾滋先生
レヴェルの高い団体と思います。
Quattro pezzi sacri(注:アヴェマリアが収められている聖歌四篇のこと)はとてもよい。
Requiemだと、ないものねだりになりますが、男声、特に低音の厚みがもう少し欲しい。宗教曲とはいえ、ヴェルディの音楽にはもっとドラマティックなものが要求されるので、声を鳴らしきるヴォイストレーニングも必要になるかもしれません。定演頑張ってください。
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