拍手について
先日THSのコンサートにて。。
最後Fortissimoでガツンと終わる曲ならまだしも、ドイツ・レクイエムの最後Pianissimo終わりで、ひと呼吸もしないうちのすぐの拍手はなー。んーもう少し場の雰囲気を読んでほしいというか、もうちょっと余韻に浸りたかったな・・・というのが本音です。・・・でもしょうがない。強制して無理矢理作り上げられたものではダメなのだから。アバドのように、終わった後しばらくの間静寂に包まれるのが当然であるかのようなドイツ・レクイエムの最後ができるように精進するしかない。
ただ、昔は拍手は気軽にされていたようで…モーツァルトの書簡に「新作を発表したんだけど、あるフレーズを思い付いて、絶対に聴衆にうけると思って入れてみたの。そしたら自分の思い通りにそのフレーズが終わった瞬間に大きな拍手をもらったよ」って記述があるんですよ。つまり、イメージとしては、フィギュアスケートの技が終わる度に拍手が起こるのと同じことが起きてたんですよね。そしてモーツァルトはそれを喜んでいます。それを思うと何が正しいあり方なのかわけわかめになります(笑)
難しいですね。
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