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2012年9月

オーケストラ

今日は、懇意にしていただいているオーケストラの代表者さんとやりとり。

実はですね、来年は2回、もしかしたら3回オーケストラを指揮する機会があります。

オーケストラに依頼する際、曲によって必要な楽器が変わってくるので、各楽器の数を間違えないようにしないといけません。伴奏がピアノ一台の時とは違い、人数も格段に増えますからこの下準備が面倒なのですが、得られる音楽はそれに見合うだけのものがあるので、おいら頑張っちゃいます(笑)

来年お願いする順で書いていきますと・・・

1:東京ハルモニアシンガーズ 2013年7月
 
フォーレ「レクイエム」
編成→ヴァイオリン:1/ヴィオラ:5/チェロ:4/コントラバス:2/ファゴット:2/トランペット:2/ホルン:2/ティンパニ:1/オルガン:1/ハープ:1

モーツァルト「戴冠式ミサ」
編成→ヴァイオリン:8/ヴィオラ:0/チェロ:2/コントラバス:2/オーボエ:2/ファゴット:1/トランペット:2/ホルン:2/ティンパニ:1/オルガン:1

じつは・・・このカップリングは、オケの使用楽器的に言うと最悪の組み合わせ(苦笑)

なぜかといいますと・・・・

モーツァルト「戴冠式ミサ」はザルツブルク時代の作品なんですが、ザルツブルクの大聖堂には、なんとヴィオラ奏者がいませんでした!そのため、ザルツブルク時代に書いたミサ曲にはぜ~んぶヴィオラパートがありません。

それに対して・・・

フォーレ「レクイエム」は、フォーレは最初この作品を発表する気がなく、楽器の編成とかも自分の好みだけで決めたので・・・なんと!オーケストラの花形ヴァイオリンパートがありません(笑)。いや、ヴァイオリンパートはあるにはあるんですが、ソロのみなんです。

ここで、あれ?って思った方もおられるはず。フォーレ「レクイエム」をやったときにヴァイオリンパートありましたよって反論されるかもしれません。実は・・・このヴァイオリンパートが無い編成では演奏される機会が少なくなると危惧した出版社が、フォーレに書き直しを依頼しヴァイオリンパートを入れたバージョンも出しました。そのせいで、長らくヴァイオリンパートがあるバージョン(第3稿1900年版)が一般的だったんですが、近年では、フォーレが好き勝手に書いた方がより意図したものに近いであろうということから、ヴァイオリンパート無しバージョン(第2稿1893年版)も積極的に演奏されるようになって来ました。今回、東京ハルモニアシンガーズでやるフォーレ「レクイエム」は、この1893年版です。校訂者は、なんとみんな大好きなイギリスの作曲家ラターなんですよ。

ということで、一方はヴィオラがいらなくて、一方はヴァイオリンがいらないという曲をカップリングしたわけですね。ははは。だってこの2曲の組み合わせは、音楽的に良いと思ったんだもん。代表者さんすんません。

あ・・・ハープも使うのよねー(苦笑)

2:横浜紫友会合唱団 2013年8月

ヴィヴァルディ「グローリア」
編成→ヴァイオリン:4/ヴィオラ:1/チェロ:1/オーボエ:1/トランペット:1/オルガン:1

最初はピアノ伴奏でやる予定だったんですけど、カップリングの曲を信長貴富さんの「ヴィヴァルディが見た日本の四季」にしたんで、ヴァイオリンソロが必要なんです。ならば、少人数でも良いからオケにしちゃったほうが楽しいよねーと思い、一緒にお願いしちゃいました。オケパート譜も安かったしー。だってメサイアの時は、オケの楽譜揃えるだけで4万くらいかかったんですよー。それが4千円くらいで手に入ります。あー10分の1。

そして・・・

3:※※※※ 2013年10月?

ヴェルディ「レクイエム」
編成→ヴァイオリン:22/ヴィオラ:8/チェロ:6/コントラバス:4/フルート:3(ピッコロ持ち替え 1)/オーボエ:2 /クラリネット:2/ファゴット4/ホルン:4/トランペット:4/トロンボーン:3/チンバッソ:1/ティンパニ:1(4台)/大太鼓:1/バンダ(トランペット):4

前の2つとは違っていきなりの大編成。70人です。やるかどうかはわからないんですけどねー。詳しい事情は前の日記等をご覧ください。一応は聞いてみましょうということで。

まあ、一般的な3管編成に近いです。弦はいわゆる12型。ファーストヴァイオリンが12人いて、それに音量的に合うようなセカンドヴァイオリン・ヴィオラ・チェロ・コントラバスの人数になります。本当は14型の方が良いと思うんですが、予算のことも考慮してみました。

特徴は・・・

チンバッソ!これはイタリア・オペラなどでは必須の楽器です。形的にはトロンボーンに近い。音域的にはチューバとほぼ同じ。この楽器はチューバよりも鋭い音が出るので、より激しい低音が必要なときによく使われます。通常はチューバ奏者がやります。詳しいことは・・・マイミクのチューバ奏者ゆとくんに聞いてください(笑)

あとは、バンダ!パンダではありません!!BANDAです。いわゆるラッパ隊ですね。オーケストラとは別の場所でぶっぱなしてくれます。ヴェルディのレクイエムではトランペットが4本。オケのトランペットと合わせると8本のトランペットがぶっぱなします。そりゃすごいよね(苦笑)

このくらいの編成だと・・・うんひゃくまんえんかかると思うのよねー。本当にやるのかなあ。

っつーことで、オケを依頼すると色々大変だけど楽しいというお話しでした。

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湯河原旅行

最近忙しかったので温泉でも入ってのんびりしたいなーと思い、湯河原に行って来ました。


1日目
湯河原駅→しとどの窟(石橋山の合戦で負けた源頼朝が数日間身を潜めたという洞窟)→城山(土肥城址)→万葉公園→宿

2日目
宿→湯河原駅→入生田駅→神奈川県立生命の星・地球博物館→鈴廣かまぼこ博物館→風祭駅→小田原駅→小田原城→小田原駅


城山は久しぶりのハイキングでしたが、ほとんどが下りだったため逆に辛かったです。
翌日お尻が筋肉痛でした(泣)
宿は前日に探しまくってやっと見つけたところだったのですが・・・・
元が干物屋を経営しているところだったので、見事なまでの魚尽くし。
建物は古かったですけど、食事で大満足しました。
湯河原温泉は熱かった(泣)

神奈川県立生命の星・地球博物館はおすすめ!
鈴廣かまぼこ博物館はしょぼ!

って感じですかね。


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横浜散歩

現在横浜では「開け横浜」というイベントが長期間に渡り開かれています。


主にアート系のイベント多し。


ふと立ち寄った横浜ハンマーヘッドスタジオ。ここは普段はアトリエとして使われているところで、今だけ一般公開されています。特に松本秋則さんの竹を使った自作楽器の展示が面白く、ご本人としばし歓談してしまいました。


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横浜紫友会合唱団 第11回定期演奏会

Shiyukai11


横浜紫友会合唱団 第11回定期演奏会
無事終了しました。


ご来場くださったみなさま
お手伝い下さったみなさま
合唱団のみなさま
ピアニスト、ヴォイストレーナー・・・


この演奏会に係わったすべてのみなさまに御礼申し上げます。


横浜紫友会合唱団
主宰 葭田晃

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