ぽぽぽぽーん
先日初めて噂の「ぽぽぽぽーん」をYOUTUBEで見ました。
基本的に普段でもスポーツと旅番組以外は民放を見ないし、特に震災後はNHK以外見ていなかったので、そんなに苦情が出るほど「ぽぽぽぽーん」って凄いものなのかと、ちとドキドキしてました。
確かに、何回も聞かされたら厳しいかも。
基本4分の3拍子で途中で4分の2拍子が2小節挟まれたりするわけですね。ほうほう。
聞いていてイライラしてくるのは、「三連符」のせいだと思います。4分の3拍子で進むところがほとんど三連符で構成されているんです。この三連符というのは本来「強調」や「不安定」を表現するときに使われるもので、明治時代、西洋音楽が入ってきた当時は、余程のことが無い限り三連符を使ってはいけない、三連符を使うのは邪道であるとまで言われていました。
これを逆手にとって成功したのが、滝廉太郎です。滝廉太郎の代表作に「箱根八里」がありますが、「雲は山を巡り、霧は谷を閉ざす」の部分の三連符が箱根の関の険しさを見事に表しています。そして、これこそが日本歌曲における初めての三連符使用とされています。
つまり、三連符の多用は心理的なストレスを与えてしまうのです。
「ぽぽぽーん」が、現在大問題になっている場所の状態を予言していたとまで言われているようですが、「ぽぽぽーん」が聞かれなくなる日、つまり平穏な日々が早く訪れてくれることを願って止みません。
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