東京薬科大学合唱団 第52回定期演奏会
6月13日、東京薬科大学合唱団第52回定期演奏会が無事に終了しました。まずは、お忙しい中ご来場いただいたみなさま、また演奏会の運営にご尽力してくださったみなさま、力強いバックアップをしてくださったみなさまに、厚く御礼申し上げます。
今回は、幸運にも、音響の良い三鷹市芸術文化センター風のホールでの演奏でした。ただ、このホールは意外と扱い辛いんです。空席時の残響は2.2秒、600席満席でも1.8秒。つまり、だいたい客席が埋まったときに、このホールの真価が発揮されるわけで、仮にスカスカだと、風呂場で歌ってるようなぼやけた響きになってしまいます。ということで、今年はとにかく聴いてくださるお客さんを増やす事が大命題でした。学生たちの頑張りで、会場のほぼ半分を埋める事が出来、ほっと一安心。
あとは、1年間一生懸命練習してきたことを出すだけ。
体調不良者が多く必ずしもベストの状態ではありませんでしたが、その状況の中で精一杯できることをやる。そして楽しむ。終わってから色々後悔するくらいなら、どうなろうとも自分のすべてをさらけ出して聴いてくださる方に精一杯届けた方が良い。そして、終わった後に晴れやかな気持ちになれること。
演奏会終了後のみんなのキラキラした顔を見て、今回も良い時間を過ごせたなと実感しました。
今期は最初から20名での活動、1年生が入ってきて28名での活動と、就任して以来一番多い人数でした。就任当初は、学生たちと試行錯誤しながらでしたが、ここにきてすべての事がスムーズに流れ出し、より充実した活動をする事が出来たと思います。礎を築いてきたものが、9年目にして大輪の花を咲かせたと言っても良いでしょう。もちろん、現役生の意欲的な意識は素晴らしいのです。が、その前に何年も後輩たちのために頑張ってきた先輩たちの功績への感謝を忘れずに、更なる飛躍をして欲しいなと思います。
4年生は本当にお疲れ様でした。4年間君たちと時間を共有する事が出来、幸せでした。薬学部は6年制になったから、今後はどうなっていくのか分からないけど、色々な形で後輩たちを導いて欲しいと思います。3年生は、よく4年生をバックアップし活動を支えてくれました。来期よろしくね。2年生は、君たちの意欲が上級生への良い刺激になっていました。ムードメーカーとして、合唱団を盛り上げていってください。1年生は、入学してあれよあれよという間に演奏会を迎えることになって大変だったと思いますが、よく頑張りましたね。
今年は就任以来歌い継いでいる「花に寄せて」を演奏する年でした。これは僕のわがままなんですが、初めてこの合唱団と出会った時のことを忘れないよう、どんな状態になっても初心を忘れないように、そして、いつかはこの曲をみんなで歌えるように、定期的に取り上げています。でもね、こも曲やばいんですよ。終曲の前奏が流れてきただけで泣く。絶対に泣く。どんなに堪えても泣く。歌っているみんなには悪いと思っているんですけどね。本当にごめんなさい。一層のことやめちゃおうかなあと思ったんですけど、「え~~~~~(怒)」と言われてしまったので、続けますが。
それにしても・・・
なぜに、東薬の演奏会では足が吊るんだろう。47回定演に引き続き、またやっちまいました。今回は演奏中じゃなかったので良かったのですが・・・終演後着替えてから、ロビーに行ってお客様とお話しようと思い、シャツを脱いで、Tシャツを脱いで、ズボンを脱ぎながら靴を脱いだ瞬間に激痛。あられもない姿で5分くらいうずくまってました。ほとんどパンツ一丁でしたから、これで誰か来たらヤバイと思っていたのですが、運良くハニーが来てくれました。助かった。
終了。
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