デビュー
今日は、文京シビックホールで「文京区合唱のつどい」が行われました。
一昨年9月結成の「女声合唱団コーロ・ヴィオレ」が、公式の場での初めての演奏です。そう、正式デビューです。初めての演奏を本格的なコンサートホール、しかもシビックの大ホールで迎えられるなんて、なんて幸せなことなんでしょうね。このような素晴らしい機会を作ってくださっている運営関係者のみなさまには、感謝の気持ちでいっぱいです。
さてさて・・
指揮台に立ってみんなの顔を見ると、さすがに緊張しまくっているようでした。そりゃそうですな。ということで、みんなの緊張を早くほぐすことに重点を置いて指揮をしてみました。1曲目・2曲目は声に硬さがあったものの、3曲目には、いつもの柔らかい響きが戻ってきて、客席から帰ってくる残響を聴いてみても、よくハモってる。初めての舞台でこれだけ歌えればOK。たった7分間の演奏ですが、大きな経験になったことと思います。みなさん、よく頑張ったね!!ぱちぱちぱち。それにつけても、大きなホールはええやね。気持ちいい~。無事に終えられて、ほっとしました。
おいらは、こういった合唱祭のときは、極力他の団体も客席で聴くようにしているのですが、まあ、絶対的な評価をしてしまえば玉石混淆なんだけど、一つ一つの団体がこの日のためにどんな練習を積んできたのか、演奏から想像するのが楽しい。これが僕にとっては凄い勉強になります。問題を抱えている演奏を聴いたときは、それを直すための練習メニューを考えたり、素晴らしい演奏に触れたときには、その練習法を想像してみたり。指揮者の振り方でも、「あら~、こうすればよいのに・・」とか「おお!これは貰った!!」とか。ホント楽しくて仕方が無いです。
今回特に印象に残ったのは、うちの一つ前に演奏した「コール・いがた」さん。たった10人で高田三郎先生の「水のいのち」の「海よ」を、しっかり表現して歌いきったことにブラボー!!。練習見学してみたいっす。
ちょっと苦言も・・・
聴いている人のマナーが悪すぎます。特に出番待ちをしている出演団体の高齢者。どことは言わないけど、本当に醜かった。指導者は歌うときだけではなく、聴いているときのマナーも教えていかないといけないのかと思うと、ちょっと鬱になりました。大人ができないのだから、それを見ている子供だってできないよね。
大人の再教育。
結構大きな問題だと思いました。
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