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ちょっとお金の話をします。
不快に思われる方は、お読みにならないでください。

昨日、とある大手のカルチャーセンターから、「合唱講座を開設したいので指導してもらえないか」という連絡が来ました。いつの間にかスケジュールが厳しくなってきたおいらではあるけれども、頑張れば予定を空けられないこともないし、何よりも「初めて合唱に触れる方を中心にしたい」ということなので、最近、「合唱の世界への道先案内人」みたいな仕事にも力を入れているので、主旨にも合致する。

おいらはカルチャーセンターの仕事はしたことがないので、どんなものかなあと色々お話を伺ったのだが、ギャランティの話を向こうからしてきたので一応聞いてみました。

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何だか分かりますか?これ、受講者の方からいただく受講費の、指導者側とセンター側の取り分比率です。38%が指導者・62%がセンターということです。大手ピアノ教室の講師だって、普通のところで6:4、厳しいところで5:5、優しいところで7:3ですよ。4:6なんて、まずありえない。

おいらは、やろうとしていることに興味があるならギャランティに関しては気にしない(言い値でOK)のですが、これでは集まってくれた受講者が逆に可哀想。同じ指導の内容なのに、カルチャーセンターに集まった人だけはべらぼうに高い費用を支払うということになります。現に提案された受講者さんの受講費用の額は、普段教えている方々からいただいている額の倍以上でした。○○センターということでのクオリティとか安心感を考えれば安いということなのだろうか・・・ちなみに、これを同額にしようとしたら、ピアニストさんに支払うお礼も捻出できません。

それなら自分でやってしまった方が良いと思ってお断りしましたが、それよりも、凄い商売やっているんだなあと驚きました。まだまだおいらの知らない世界があるんだなあ・・・

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