「小さなお仲間」と「吉兆」
今日、午前中は城山小PTAコーラスの練習。練習終了後、お茶をいただいていたら、可愛い女の子が二人教室に入ってきました。
「お子様ですか?」
「はい~」
どうやら、練習中は「BOP」と呼ばれている児童を預かる場所で遊ばせているらしい。
「遊ばせてるなら、一緒に歌えばいいのに~。」
「えっ?」
ちょっと悪戯心が出て、女の子に訊いてみる。
「歌、好き?」
「うん、好き!!!!」
「だったら一緒に歌わない?」
「歌いたい~~~!!」
ちょっと困った顔のお母様。
「お子さん、歌いたいって~♪」
「・・あ、この子歌好きなんですよ。」
「じゃあ、決定だね。」
「あ~~ん。。この子の方が英語の発音上手いんですよぉ~(オロオロ)」
「じゃあ、一緒に頑張ろうね♪」と、女の子に言うと、眼をキラキラと輝かせておりました。お母さんと一緒に歌えることが嬉しいのでしょうね。
・・・・・・・が。
後々考えてみれば、ちょっとお母様には悪いことしちゃったかなとも思ってます。もしかしたら、この時間が、「お母様」という肩書きから離れられる貴重な時間かもしれません。育児の大変さは、教えている立場上分かっているつもりですし、離れる時間がないと息が詰まってくる方も中にはおられるでしょう。
お母様も一緒に歌うことが嬉しいと思う方なら良いのですが・・・
今回勢いで言ってしまったことに反省。僕が言ってしまうと選択の余地が無くなってしまうのだよね。どんな時でも、相手側の背景をよくよく考えてから発言しないと。う~~ん、気が付けば、そういう立場にいる人間になってしまったんだよな・・・でも、子供のキラキラした顔をみちゃうとなあ。。ジレンマ。。
午後は、東薬合唱団の練習。
水曜日に本番を行うホールで試演会をやったので、その時に出た問題点を中心にやっていきました。事前の情報では、ホールの残響が1.6~1.8秒あるということだったので、これなら大丈夫だろうと思っていたんですが、実際演奏してみると、結構音が吸収されるし音が散る。多分、舞台が500席のホールにしては奥行きがあることと、座席の座り心地がかなり柔らかくて布地も多かったので、音の吸収率が高いことが原因であろう。ベストな隊列・配置を探るのが難しい。
まあ、ホールの特性が分かったので、それに対応する歌い方を徹底してみた。普段練習している教室は、適当に作られているにもかかわらず、理想的な音響をしているんですよ。ここ、もう少し改装して音楽ホールにしてくれませんかい?って感じなんです。そこで、ホールに対応した歌い方をすると、「うるせーーーーっ!!」って感じになってしまうのですが、意識を変えるように指示しました。これで良い感じになるな。学生たちも、この3日間で色々考えた事があるみたいで、成長を感じられたので嬉しかった。表現指示のサインも色々決め(極秘です)、これで準備満タン。あとは水曜日の最終練習を待つだけです。
そういえば、練習中、突然のスコール。おいおい。練習終了の時には止んでいましたが、バス停に向かう途中に池があるのですが、水蒸気が立ち昇っていて、「ここはどこの中国ですか?」って景色になっておりました。吉兆と捉えることにします♪
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