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佐渡旅行6

3日目

全然台風来ないなあと思っていたら、寝ようとした22時頃から突然風雨が激しくなりました。窓からすきま風がびゅーびゅー入ってきてうるさく、なかなか寝られませんでした。あ~あ、ついに来ちまったか。帰りの船が欠航してしまわないか心配だな。それよりも、「旅行では傘を差したことがない」記録が途絶えるかもしれません。さすがに台風相手じゃ無理なのかも。。ぐぅぐぅ。。

で、朝起きてみると、風はまだ強いものの、雨はだいぶ収まっていました。お!?佐渡汽船のホームページを見ても、欠航しないと出ていました。どうやら無事に帰れるようです。ほっ。

この日は、おいらの体調があまり良くなかったので、ちょっとゆっくりして8時半スタート。それでも早いって?おいらたちの旅行では、甘えは許されません(笑)

今日は、主に寺巡りです。佐渡には、京都や奈良の寺を模した所が結構あるんですよ。ということで、まずは清水寺に向け出発。ちなみに「せいすいじ」と読みます。紛らわしい。

お寺に向かう途中、ちょっとびっくりした看板がありました。

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こういうことをダシに使ってよいのでしょうかね。確かにある意味有名人ですけれど、せっかく日本に来たのだから、静かな生活を送らせてあげたいなあと思うのですが。ちょっと複雑な心境です。おいらたちは佐渡歴史伝説館には行きませんでした。

さて清水寺。

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その名の通り、京都の清水寺みたいな舞台がありました。

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佐渡では「せいすいの舞台から飛び降りる」とでも言うのでしょうかね。写真では分かり辛いですが、舞台部分の木枠は新しかったのですが、お寺自体は廃寺のごとく全体的に朽ちていました。多分住職がおられないのではないかと思います。

次は、長谷寺。これは「ちょうこくじ」と読みます。「ぼたん寺」の別名があるように、境内にはぼたんがいっぱいありました。でも、おいら、最高潮に具合が悪かったので写真は無し。

続いて妙宣寺。

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このお寺には、佐渡唯一の五重塔があります。

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ただ、建築年代は新しいです。といっても、熱串彦神社もそうですし、他のお寺もそうでしたが、建築年代が新しくても造りがしっかりしているんですよね。関東で見られるような安っぽい造りの建築物はありませんでした。腕の良い大工が佐渡には多いのでしょうかね。

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上の本堂も建築年代はそう古くは無いのですが、素敵な茅葺でした。お堂の中に入ると、このお堂には不必要なほどの物凄くぶっとい大黒柱がありました。この柱は必見ですね。

次に向かったのは、真野御陵。順徳天皇の火葬塚です。承久の変(お~~歴史って感じ。首謀者って後鳥羽上皇でしたよね、確か。)で敗れ、順徳天皇が佐渡に流されたわけですが、再び京の地を踏むことなく亡くなられ、ここで荼毘に付されたそうです。実は、ずっとここに埋葬されていたと信じられていたそうですが、京都の三千院近くで御陵が発見されたため、正式な御陵ではありません。でも、宮内庁が気を利かせて御陵に準じた扱いになっています。管理は今でも宮内庁がしているそうです。

ぱんぱかぱ~~ん!!

突然ですが、次に向かったところが、おいらとしてはこの日のメインなのです。熱串彦神社と同じくらい行きたかったところなのです。まあ、これも司馬さんの本の影響なのですがね(汗)

では、いっきま~~~っす!!


続く。。

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