佐渡旅行2
1日目の続き
佐渡金山跡に到着。平日のせいか、人がほとんどいません。嬉しい。
資料館に入ると、当時の採鉱の跡を見学できます。一足踏み入れると非常に涼しい。途中に気温計があったのですが、10度でした。長いトンネルを下っていくと、当時の採掘の様子が、動く人形を使って再現されていました。
これじゃ、わからんね。
金山資料館を出ると、少し登ったところに道遊の割戸がありました。採掘技術が確立されていなかった頃、露天掘りといって、金を見つけるために、とにかく山を削っていった跡だそうです。
例えば、上の写真の真ん中にある山を見れば分かると思うのですが、山が半分に削られています。人間の業の深さを間近に見、身震いをしてしまいました。削れた岩肌には、所々に小さい穴があります。これは狸穴といって、金の鉱脈を見つけるために掘ったあとだそうです。
金山跡を後にし、尖閣湾に向かう途中、佐渡奉行所があったのですが、一部復元という中途半端な状態だったので、門の前で少し停車するだけでスルー。中まで入ってみる価値はなさそうでした。
尖閣湾に到着。さっそく遊覧船に乗ります。船に乗る前、「かもめのえさ」とかいって、かっぱえびせんが200円で売られていました。こんなの買う人いるのかしらと思ったら、同乗した家族連れが2袋も購入していました(笑)しかも、海に向かって投げているだけ。不思議な光景でした。
さて、尖閣湾の景観もなかなか良いものでした。奥松島の縮小版という感じですかね。それでも自然が織り成す様々な模様に驚かされました。
満足♪
船を後にし、公園の中にある小さな水族館に入ろうと行ってみたら、入り口の前に小さなプールがあって、たらい舟が浮かんでいました。早速乗ってみました。櫓の扱い方が結構難しい。相方にバトンタッチして漕がせてみると・・・
すいすい進んでやがる。軽く嫉妬(笑)
たらい舟を堪能し水族館に入ってみると、大きなタコがお出迎え。
この場所はドラマや映画で有名な「君の名は」の撮影で使われたらしく、水族館の2階にはそれに関する展示物がありました。といっても、「君の名は」なんておいらの世代じゃわからないんだよね。ふ~~んって感じでした。
後から分かったのですが、尖閣湾の遊覧船は、2ヶ所から出ているみたいです。ひとつは達者というところから出ている、少し大きめの遊覧船。もうひとつは、おいらたちが乗った12人乗りのグラスボート。揚島遊園に入園してからでないとダメなのですが、小さい舟の方が波を肌で感じることが出来ていいですね。少人数ならこちらをお奨めします。
尖閣湾を出ると、もう17時。そろそろ宿のある両津に戻らなくてはなりません。でも近くに、観てみたいところがあったので、少し足を伸ばします。こういう時は車は便利ですな。岩盤が波によって開けられた無数の穴がある波蝕甌穴群というところなのですが、実際行ってみると、どこから入っていけばよいのか分からなくて、断念しました。ただ、岩盤の畸形は、尖閣湾に劣らず美しかったです。
そんなこんなで今日の観光は終了。両津のホテルに向かいました。ホテルは加茂湖に面していて、部屋の窓からすぐ下を覗くと魚がいっぱい泳いでいました。(下の写真は、部屋の窓から撮りました)
すぐに夕食。米も美味いですが、やはり日本海に面しているだけあって、魚は美味しいですね。ただ、1日目は蟹も出てきたので格闘して疲れました。蟹は、三越の缶詰が一番です(断言)
1日目終わり。
続く。
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