燕尾服はメンドクサイ
東薬合唱団の定期演奏会まで、あと4日。
今回はオーケストラを振るので、久しぶりに燕尾服を着ることにしているのですが・・・・・・・
この燕尾服、超メンドクサイ。
燕尾服は、アクセサリーにいたるまで、すべて身に付けるものが決まっているんですよ。
まず、燕尾服上下は当然として、蝶タイは白、ウェストコート(ベストのこと)も白、カフスは白蝶貝を使ったもの、ズボンもベルトを使うのはご法度で、白のサスペンダー。靴は黒エナメルのパンプス(オペラパンプス)。ポケットチーフは、スリーピーク。
これだけでも、「ふぅ・・・」となります。一応全部持っていますけれど、まあ、舞台ですから、遠くから認識できないものは、適当にしますがね。
一番面倒なのが、実はシャツなんです。
ウィングカラーはもちろんのこと、前には、ヒダの付いてない、イカ胸になります。ボタンも本来は付いていませんで、一つ一つ白蝶貝の鋲で留めなくてはなりません。しかも、以外に知られていませんが、袖は「シングルカフス(本カフス)」が本式で、袖口を折り返した「ダブルカフス」は、駄目なんです。「ダブルカフス」は、フランスで当時流行った着崩しのなごりなので、本式には使えないのですね。といっても、私はダブルカフスが好きなので、ちょっと「ちょい悪おやじ」をやっちまいますが(笑)
あ~~~、めんどくせぇ。
略礼服のタキシードを考案した人には、本当感謝したいですね。これだけでも随分楽です。
が!!!
タキシードさえ着るのもメンドクサイ時があります。そこで、今、指揮者の間でひそかに流行っているのがあります。それは、「マオカラースーツ」。
マオは、毛沢東の「毛」からとられたもので、ようするに、中国の人民服みたいなものです。
おいら、これ、すっごおおおおおおおおおおく欲しい。
現在ネットで色々調べていますが、いいなあと思うデザインがいっぱいあって、悩んでいます。
5着くらい買ってやろうかな♪(ぉぃ)
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コメント
>「マオカラースーツ」
これって、昔、放送関係の某児童合唱団の指揮者の先生がよく着ていらっしゃいましたよね?
そのイメージが強いです。
投稿: つくし | 2007/06/13 15:56