« 2007年1月 | トップページ | 2007年3月 »

2007年2月

梅が・・・

今年は本当に暖かいですね~

先週の土曜日のことですが、「もしかして、梅が咲き乱れてる?」と思ったので、近くの大倉山に行ってみました。

去年は寒くて、梅祭りの時期に全然咲いていなかった記憶があります。

行ってみると・・・

もう8分咲き。今年の梅祭りは3月第1週なのですが、そのときには散ってますね。この異常気象には困ったものです。

今年で一番寒さを感じたのが、岡山に行ったときという笑うに笑えない話も。

あまり寒くないのは、寒さに弱い自分にとっては嬉しいことなのですけれど、やはり、季節感がなくなるのは寂しいものです。

005_1

004_1

| | コメント (0)

岡山・吉備路・倉敷⑪

※3日目続

美術館を後にし、街の散策です。
よくもまあ、これだけのものを残しているなあと思うのですが、倉敷駅から歩いてきた街並みを考えると、もの凄い違和感を感じます。生活が息づいているというよりも、何かのテーマパークに入ったという感じでしょうか。ちょっと良い言葉が見つからないのですが・・

代官所跡に行ってみます。今はアイビースクエアという施設になっています。あ、その道すがら、板付き薄焼きかまぼこを立ち食い。とっても美味しかったですよ。

アイビースクエアに入って、広場で休憩。ふと上を見上げると・・

038

随分、精巧な置物ねえと思ってたら、動きました!サギです。この岡山旅行では、サギに随分出会いました。あの大きい鳥が、普通に共存しているのが素晴らしいですね。おっと、サギが降りてきましたよ。

039

そっとしておいてあげましょう。

アイビースクエアを後にしたところでお腹が減ったので、お食事処に。今、倉敷ではランチのキャンペーンをやっていて、様々なお店が特別メニューを出しています。その中で選んだのが、料理旅館「鶴形」のお食事処。

041

岡山名物のままかりが天麩羅になってたり、シャコが酢の物になっていたりと、一工夫されたメニューで、とても美味しかったです。鯛のお刺身まで付いてました。本当は鰆のお刺身が良かったのだけれど、これで1500円ですから、お得ですよね。よく頑張った、鶴形!

食事を終え、更に散策。

040
美観地区の街並み。

042
い~ら~か~の な~み~と~~~♪
これこそ、「いらかの波」ですね。

と、そぞろ歩いて、倉敷は終了。

岡山に戻って、お土産タイム。旅の最後には、最新鋭の市電、「MOMO」に乗ることができました。停留所の電光掲示板に「MOMOが来ます」とか出たときには、桃太郎型の電車が来るのだろうか、それともミヒャエル・エンデ?とか思いましたが・・・

046

結構かっこよかったです。なんと2両編成。
ちなみに車内は・・

045

こんな感じです。
旅の最後に素敵なプレゼントになりました。


終わり。。

| | コメント (0)

岡山・吉備路・倉敷⑩

※3日目

最終日。もう最終日。何で時間が過ぎるのが早いのでしょう。まだ行きたい所はあったのだけれど。次回からは、1週間くらい行っちゃおうかしら(無理)。

岡山旅行の最後を飾るのは、倉敷。倉敷といったら、美観地区と、大原美術館ですよね。美しい街並みを堪能したいと思います。

岡山駅から電車で15分ほどで到着。ん?何か駅のイメージが違うなあ。美観地区のある駅だから、お城をかたどった建築になってるのかなあと思ってたのだけど。あ、倉敷は天領だった。城があるわけがない(笑)
早速外に出てみると・・・

034

普通に、中堅都市の駅前という感じでした。

アーケードを5分くらい歩いて、美観地区に到着。午前中の人が少ない時間に行ってしまおうと、大原美術館に直行。

037

036

外観からしてとっても良い感じ。はやる気持ちを抑えて、入館しました。ただ、観光地にある美術館は、とにかく騒がしい。壁にも「会話はお静かに」とわざわざ書いてあるにもかかわらず、べらべら大声で喋っている人がいるんですよね。松江のティファニー美術館に行ったときも、ずっと大声で喋っている人がいたので、「黙れ!」と注意したことがありますが、残念なことです。

早速、モネの「睡蓮」や、岸田劉生の「童女舞姿」などを拝観しましたが、この美術館はなんといってもエル・グレコの「受胎告知」でしょう。

Photo2
(この画像は、お借りしたものです。当然写真など撮って良い訳がありません。)

印刷物などでは何回か見ましたけれど、実際本物に触れてみると、もの凄く生き生きとした絵でした。そして思ったよりも配色が濃厚で、訴えかけてくる力を感じました。


堪 能


う~む。これは凄い。良いものを観させてもらいました。

本館を出ると分館へとなるのですが、現在改築中でした。お庭は歩くことができたので、しばし散策。

035

あ~、もうお腹一杯です。
大変素晴らしい美術館でした。

続く。。

| | コメント (0)

岡山・吉備路・倉敷⑨

※2日目続々々々

ご飯を食べ終え、少し元気が出てきたので、4kmを歩く気力が湧いてきました。

「よっしゃーー、行くぞーー!!」

半分、空元気ですがね。

鬼ノ城は、現在、復元作業が行われているみたいで、東西南北のうち、西門が復元されていました。が、そんなもんはどうでもよいのです。一番見たいのは、当時のまま残されている、「屏風折の石垣」です。ここに行くには、ビジターセンターから一番離れているところまで行かなくてはなりません。道の途中にでもあれば、そこまで行って引き返すという省エネ策も取れるのですが、仕方がありません。やはり、4km歩かないといけないみたいです。

歩いている途中、当時の名残が沢山残っていたのですが、よくもまあ、これだけのものを造ったものだと、驚きの連続でした。下の写真は、巨大な岩に掘られた十一面観音です。

030

山城から見る下界も中々のものです。

026

そして遂に、「屏風折の石垣」に到着。

029

あ~~、これが見たかったんだよ。


堪 能


ここまで苦労して登ってきた甲斐がありました。

案内図では、1周、1時間半と書いてありましたが、結局1時間でクリアしちゃいました。ビジターセンターで少し休憩を取り、いざ、国分寺へ戻ります。帰りは下りを5分で500mのペース。自転車に乗ってからもひたすら下りなので、ペダルを踏まなくても勝手に進んでくれます。あ~~楽チン♪

国分寺に戻る途中に・・・

031

????
巨大な狸の置物が。 なんで、こんなものがあるのでしょう。しかも普通の家に。

そんな疑問は、さておき、ようやく国分寺まで戻ってきました。時刻は16時を少し過ぎたところ。無謀タイムは4時間も掛かってしまいました。誰だ、「2時間で・・」とか言ってたの(笑)

元のコースに戻り、次は作山古墳です。

032

もう、遠景だけ。近くによる気力無し(笑)

そして最後に、総社市の名前の元になった、総社宮を拝観し、ゴールの総社駅に到着。自転車は乗り捨て可能なので、元の駅に戻らなくていいのがありがたいです。これから戻れといわれても、嫌です。勘弁です。ごめんなさいです。

走破した距離を換算すると、自転車で30km、徒歩が10km。もう、お尻が痛いです。足も痛いです。ジーパンのお尻の部分に余裕が感じられます。きっと小尻になったことでしょう。

という訳で、2日目の吉備路の旅は終わり。無謀なことをしなければ、気軽に楽しめる、とても良いサイクリングコースです。是非、みなさんも岡山に旅行する際には、行程に組み入れることをお奨めします。間違っても無謀なことはしないほうが良いと思いますが、チャレンジャーな方は是非!

続く。。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

岡山・吉備路・倉敷⑧

※2日目続々々

その、行きたいところとは、「鬼ノ城(きのじょう)」。先ほど書いた、「温羅」が住んでたところと言われます。実際は、大化の改新以降、大陸からの攻撃の防衛のため建てられたみたいで、唐と戦い敗れ、逃げてきた百済の王子が住んでいたともいわれます。

早速スタートしたのですが、出発して2kmくらいいったところで、登りが続くようになっていました。一体この先はどうなっているのだろう。さすがに不安になって、近くにいた農作業をしている人に訊いたら、「鬼ノ城までずっと上り坂ですから、自転車は無理ですよ。」と言われてしまいました。

鬼ノ城は、鬼城山(400m)の山頂にあることは分かっていたのですが、おいらたちのイメージでは、「山の麓までは平坦な道で、麓に自転車を置いて山頂を目指す。」でしたが、どうやら違うようです。ずっとダラダラ登っていくようです。うわ、困ったなあ・・・

とにかく、自転車で行けるところまで行ってみようということにし、ダラダラ続く登りを、エッチラオッチラ走って行きましたが、途中に「砂川公園」という、もの凄く広い公園があって、そこに入った辺りからは、とても自転車で漕ぐことができる勾配ではなくなりました。

仕方がない、自転車を置いていこう。

ちょうど池があり、自転車を置くスペースがあったので、しばし自転車ともお別れ。この時点で、3.5kmしかクリアしてません。あと3kmは、ひたすら登りを歩くのみ。

「あ~~、やっぱり、無謀だったのね。」

後悔して戻るにはもう遅い。行くしかないです。もう一つ理由があって、「鬼ノ城に着いたら、お昼ご飯にしようね♪」なんて、呑気なことを言っていたので、お昼を食べるためには登るしかないのです。ふぅふぅ、えっちらおっちら・・・・大体10分で500mクリアするくらいのペースです。辛い。

結局、自転車を置いたところから1時間掛かって到着。

ビジターセンターに。

え?

「鬼ノ城まで7.5km」というのは、このビジターセンターまでが7.5kmということらしいです。恐る恐るビジターセンター前の案内図を見てみると、「鬼ノ城一周4km・1時間30分」とか書いてあります。

更に4kmも歩くのですかい?

1時間程度で着くと思ってたのに、この時点で14時。2時間かかりました。更に周遊して、国分寺まで戻ったら、一体何時になってしまうのでしょう。もう、考えるのもいやだ。

そうだ、とりあえず、ご飯を食べよう。ぱくぱく。。

続く。。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

岡山・吉備路・倉敷⑦

※2日目続々

造山古墳までの道のりは、本当に田んぼや畑の中を通るという感じで、よくもまあ、これだけ田畑があるもんだと思いました。これだけ平野が広いと、当時の国力は相当なものだったのでしょうね。造山古墳みたいな巨大な古墳ができる下地は充分あるのだなあ、できるべくしてできたものだったのだと、改めて思いました。

そんなこんなで造山古墳に到着。

022

これじゃ、何がなんだか分かりませんね(苦笑)。それほどデカいうことです。日本で4番目の規模を誇り、しかも足を踏み入れることもできます。実際に登ってみましたが、かなり広かったです。詳細な発掘調査は行われていないということなので、盗掘でもしてやろうかと思いましたが、広すぎるので諦めます(笑)。造山古墳のまわりにも、陪塚(ばいちょう)が6つもあり、それらも足を踏み入れることができます。陪塚の一つである千足古墳は、中に入れるということだったのですが、行ってみると、柵がかけられていて入れませんでした。残念。面白かったのは、古墳の周りに家が密集してるんですよ。なんでだろう?

さて、次は、またまた古墳です。

023

こうもり塚古墳といって、この古墳は、中の石室を見ることができます。石棺も残されていて、見られるのですが、古代のものとはいえ、人の墓の内部を見るというのは、なんとなく・・ですよね。

この古墳の近くに、国分寺がありました。

024

高い建物がまったくない中で、五重塔がそびえているのですから、威厳が無い訳がありません。この寺は、しばらく廃寺だったらしいですが、江戸時代に再建されました。鐘楼に行ったら、鳴らしてもいいみたいだったので、ご~~~ん・・・とやっちゃいました。

さて、次は・・・・・・

ここで、恒例の無謀タイムに突入です!!

国分寺から普通にサイクリングロードを行くと、作山古墳に向かうことになるのですが、実は、と~~~~っても行きたいところがあったのです。そこに行くためには、道を外れて、7.5km北上し、戻ってこなければなりません。現在時刻は、12時。時間的には多分大丈夫なはず。はず。しかし、どんな道のりになるのかはまったく分からず。先刻の自転車屋のおじさんに訊いたら、「そうだね~、2時間くらいでいってこれるんじゃないの?」と言っていましたが・・・・

せっかく来たんだから行ってしまえ~~!

この判断が、とてつもなく過酷な行程になるとは思ってもみませんでした・・・

続く。。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

岡山・吉備路・倉敷⑥

※2日目続

最初の目的地は、吉備津彦神社。駅からすぐの所にありました。

017

大きな池を備えた、とっても広い神社でした。池を見てみると、凍ってます。寒いです。横浜より寒いです。西に来たはずなのにおかしいなあ・・・まあ、雪が降らなかっただけでも良しとするか。地元の信仰が厚いようで、まだ朝早い時間なのに、参拝している人が結構いました。その証拠に・・・

019

お米を入れることが日常的なのですから、すごいですね。ちょっと感動。実際、賽銭箱には、お米が入った袋がいっぱい置いてありました。

吉備津彦神社を後にし、続いては、鼻ぐり塚。

020

畜類の供養搭だそうで、鼻ぐりが山のように積み上げられているそうですが、ちょうど気温が一番低かったときで、参観するのが面倒になり、パス。外観だけ眺めました。

続いては、吉備津神社。国宝の“吉備津造り”の本殿は現在改装中で、見ることはできませんでしたが、回廊が凄かった。

021

ぬあんと、360m延々と直線で続いています。その途中に、桃太郎伝説の元になった、吉備津彦が温羅(うら・鬼の名前)を退治したときに、その首を大釜の下八尺、土中深くに埋めたという「お釜殿」がありました。なぜか、金曜日だけ拝観できないそうで、中を見ることはできませんでしたが、この地中に鬼の首が埋まっているかと思うと、ちょっと恐かったです。

吉備津彦神社を後にすると、続いては、造山古墳まで約6km走ります。歩いて6kmは気持ちが萎えてきますが、自転車ですから快適快適。広大に拡がる田畑の中を、颯爽と走っていきました。(ママチャリですけど)

続く。。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

岡山・吉備路・倉敷⑤

※2日目

祈るように、カーテンを開けてみると・・・

まだ、真っ暗でした。

そうだ、西に行けば行くほど、日の出の時刻が遅くなるんだった。ははは。でも、雪は降ってないようです。30分ほどすると明るくなってきたのですが、ふふふふ・・・日が差してきました。また天気予報に勝ってしまったようです。おいらたち最強。

朝食をとり、いざ吉備路に出発!その前に駅で駅弁を買いました。だって、コースの途中に何もないと困るじゃないですか。以前、奈良の山辺の道を歩いたとき、何もなくて餓死寸前(大袈裟)になったことがあるので、食料は調達していくのが必須となっています。

岡山駅から吉備路出発地の備前一宮駅までは、約10分。意外と近いです。2両編成の電車に乗り込むと、高校生ばっかり。高校生以外は、おいらたちだけです。ん?変だな。。もう1両の方を見てみると、一般人ばっかり。この電車は、棲み分けのルールでもあるのでしょうか。動くのも面倒だったので、そのまま満員の高校生に囲まれながら、座っていました。電車が発車し、次の駅に着くと、その高校生たちはみんな降りてしまって、がら~~~ん。一体なんだったのでしょうって感じでした。

そんなこんなで備前一宮駅に到着。コースガイドでは、レンタサイクルの営業時間は9時からとなっていたのですが、実際には8時から営業してました。ちょっと待たなきゃと思ってたのでラッキーです。早速自転車を借りて、いざ、出発!と思ったら、その自転車屋のおじさんが“とっても”親切な方で、コースの行き方を、一つ一つ詳しく延々と話してくださいました。とってもありがたいのですけれど、覚え切れません(泣)申し訳ないと思いつつも、途中で話をぶった切って出発しました。(おじさんごめんなさい・・)

ここで吉備路サイクリングコースの説明です。

吉備路サイクリングコースは、備前一宮駅から総社駅までの約20kmのコースで、ちゃんと自転車道として整備されています。実際は、農道を転用したものではあるのですが、標識も親切なくらい出ているので、迷わずに快適に走ることができます。途中には、様々な神社仏閣や古墳などがあり、楽しめるコースです。地図も、自転車屋で貰えるものがあって、それで充分ですし、観光案内所でもゲットすることができます。今回は、備前一宮駅から総社駅に向かうことにしましたが、総社駅のほうが標高が若干高いので、常に緩やかに登っていくことになります。体力に自身のない方は、総社駅スタートの方が良いかもしれません。

でも、真夏はやめたほうがいいですね。農道を通るということは、あたりは田園風景。広大な田畑のみ。陽を遮るものがありませんから、キツイと思います。ま、真冬も寒くて死にそうになりますから同じですけれどね。相方なんか、しもやけが増えたと嘆いておりました。

ということで、いざ、出発!!

続く。。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

岡山・吉備路・倉敷④

※1日目続々々

15分くらいで目的地に到着。バスを降りると、目の前に「曹源寺」という石碑が見えました。バス通りを左折すればよいみたいです。資料には、バス停から徒歩5分と書いてあったので、まあ、これを頼りに歩いていけば着くのでしょうと、左折してみると、
道幅は狭いですが、まっすぐに伸びた立派な参道がありました。両サイドにはきちんと松が植えられています。その遥か遠方に、門が見えています。

こりゃ、すげえ・・・・

こんな立派な長い参道がある寺の規模を想像すると、とても「ついでに」レヴェルではありません。これは大当たりを引いてしまったかもしれない。ワクワクしてきました。

松並木の中を進んでいくと、ようやく総門にたどり着きました。寺の周りにはちゃんと堀があります。

014

更に進むと、三門(山門)が・・・

016

本堂も、静かに堂々とたたずんでいます。

015

写真だと、すごさが伝わらないなあ・・
他にも庫裏 ・客殿 ・鐘楼 ・鼓楼・庫裏 ・経蔵・三重塔・庭園・池田家墓所を配置しています。正に圧倒。。更に、境内のすべてがちゃんと掃き清められていたのにも、びっくり。
曹源寺は臨済宗妙心寺派の寺だそうですが、妙心寺というよりも、雰囲気は南禅寺に似たような感じで、広さも匹敵しています。そして今、この寺を拝観しているのは、おいらたちだけ。


堪 能


ここはめちゃくちゃお奨めです。
(+10ポイント)

さて、寺を出ると、裏手にハイキングコースまで整備されていることが判明。地図も何も持っていないのですが、とりあえず行ってみる事に。途中で案内図を発見。どうやら、バスで途中通過した「操山公園」に向かって伸びているようです。これは歩くか?歩きたい!!2時間くらいあれば行けそうです。しかし、時計を見ると、すでに15時半を過ぎています。いくら整備されたコースでも、陽が落ちてしまったら危険です。かなり迷った挙句、やめました。残念だったなあ。

そのかわり、付近を散策してみました。先ほどの案内図に「石高神社」とあったので、行ってみることに。ここは正に、「村の鎮守」という感じの神社でした。

018

見事な石段です。ここも良かった。
(+5ポイント)

ついでに来たつもりが、(東湖園もそうでしたが)この二つの場所は、岡山の最初の悪い印象を払拭させるには充分でした。いや~良かった良かった。今日の観光は大団円のうちに終わりました。

17時過ぎにホテルにチェックインしましたが、お腹ペコペコだったので、買出しへGO! 旅行1日目は、地元のものを色々買ってきて、宿で食べるのが最近のマイブームなのです。早速近くのデパートの食品売り場に行きましたが・・・・

ない。。

地元のものが何にもありません。仕方がないので、少し歩いたところのデパートまで足を伸ばしましたが、そこにも・・・

ない。。

おいおい、何にもないよ。お腹が減って死にそうだよ。。

神戸や、京都の時には、どれにしようか迷うくらい地元の店が出店していましたが、岡山では、それを望むのは無理なようです。結局、岡山駅の中にある店にしかありませんでした。旅行で同じようなことをしている方は注意してください。
(-5ポイント)

食事を終えて、明日の行程を考えます。予定では、吉備路サイクリングなのですが、明日の気象予報は、「雪」。テレビを見ても、「積雪に注意してください」とか言っています。降水確率も高いです。あちゃ~。

雪が降ったら、さすがにサイクリングはアウトです。う~~む、どうしようか。おいらたちは、今までも予報をひっくり返して、無理やり晴れにしてきた実績があるので(本当です。旅行では、ほとんど傘を差したことがありません。1日中雨もありえません。降水確率90%もひっくり返したことがあります。)、もしかしたら大丈夫かもしれませんが・・・

結局、雪が降ったら倉敷に変更ということで落ち着きましたが、なんとか降らないでほしいです。

明日の天気にドキドキしながら、お休みなさい。
ぐぅぐぅ・・


1日目終わり。
(計:+10ポイント 通算:+3ポイント)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

岡山・吉備路・倉敷③

※1日目 続々

岡山後楽園を後にし、旭川を散策。
犬のフンが一杯落ちているんですけれど・・・・
(-1ポイント)

川の水はすごく綺麗で、鳥たちが羽根を休めています。
しばらく歩いていると、雨が降ってきました。と思ったら、雪になりました。ちょっと寒いです。(本格的には振らなくて、すぐに晴れ間が出てきましたが)

岡山と言えば、「桃から生まれた桃太郎」です。
川の中州に立派な銅像がありました。

012

お~~立派だ!「ももくん」と言うそうです。
(+2ポイント)

さて、ここからどこに行こうかなと迷ったのですが、少し南に行った所に「東湖園」という、お庭があるということなので、行ってみることに。

ここからの行程が、「岡山侮りがたし!」の連続になるとは思ってもみませんでした。

「東湖園」は、江戸初期に岡山藩主だった池田忠雄によって造られた庭園で、今は規模が小さいながらも、個人所有の庭として、守り続けられています。

013

縁側に座り、しばらく眺めていたのですが、本当に良いお庭で、時間が経つのも忘れてしまいました。が、写真でも分かるように、近くのマンションが邪魔しているんですよ。これはもったいないなあと思うのですが、買い占めるわけにもいかないでしょうし、仕方がないのですね。管理をされている方ともお話をしたのですけれど、「こればっかりは・・」と、あきらめ顔をしていました。でも、十分堪能できましたよ。
(+5ポイント)

この時点で午後2時。東湖園を出るときに、相方がちょっと気になる案内板を見つけました。

「曹源寺 4.2km」

ガイドブックを見てみましたが、それらしい名前は見当たりません。事前に集めた資料の1つにやっと小さく「池田家の菩提寺」と書かれていました。ちょうどバスが通っているので行けないことはありません。

「いってみる?」
「ついでだから、いってみようか。」

バスに乗り、曹源寺を目指しました。

続く。。
(計:+6ポイント 通算:-7ポイント)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

岡山・吉備路・倉敷②

※1日目続

いよいよ、城内に入ります。

005

お~~~~、さすがは「烏城(うじょう)」と呼ばれるだけあって、立派なお城です。といっても、昭和初期に不幸にも全焼してしまって、最近復元されたんですって。しかも、岡山城は、宇喜多家-小早川家-池田家と続くのですが、宇喜多時代のものを再現したそうです。宇喜多時代には、金で装飾されていたので、特に「金烏城」と呼ばれています。

しかし、これだけのものを再現するのは大変だったでしょうね。
(心意気に+3ポイント)

ただ、中に入ってみると、外観とはまったく違って、普通の鉄筋コンクリートの建物でした。どうせなら中まで頑張って欲しかったのですが、まあ仕方がないですね。エレベーターまでありました。上の階から見ていったのですが、小中学校の総合学習に適したような資料構成だったので、ちょっと興醒め。城が焼けたときに、資料も焼けてしまったのでしょうから、仕方がないとは思いますが・・・・

更に、こんなのまでありました。

0077

相方よ・・・自分の歳考えろ(笑)

まあ、、それなりに楽しんだのですが、1階に降りてきたら、立派なお土産屋さんと食堂までありました。いくらなんでも、これはないでしょう、これは。岡山城は、中に入る価値はありませんね。外観だけ見れば十分。受付のおばちゃんとかも、普通に世間話して盛り上がってたしな。せめて客のいる前では、振る舞いを考えて欲しいです。
(ということで、-5ポイント)

気を取り直して、隣接する岡山後楽園を目指します。
芝焼き見るぞーーーー!!

勇んで入口に行ってみると・・・・

「本日予定しておりました、芝焼きは、延期になりました。」

がーーーーーん。。。。

なんでも、園内で鯉ヘルペスが発生したらしいです。入口にいる係員に聞いたところ、3日前には中止が決まっていたとのこと。だったら、ホームページに告知してくださいよ。前日に確認のチェックまでしてたのに。まあ、不可抗力だからしかたがない。気を取り直しましょう。

園内に入ってみると、見事に水が抜かれていて、枯山水化していました。まあ、これはこれでめったに見られることはないので良しとします。が、園内の5分の1は工事中でした。おいおい。まあ、冬は観光シーズンじゃないですからねえ。って、他の土地でこんなことありえないですが。所詮はお役所仕事。せっかく、キャンペーンかなんかで、観光ボランティアさんが待機して一生懸命ガイドしているのに、元締めが何にも考えていないのだからしょうがない。

折角入ったのだからと、園内を散策します。

すると、お休み処(売店)が見えてきました。
おいらたちが近づくと、おばちゃんが声をかけてきました。

「どうぞ、○○堂のきびだんごです。ご試食ください♪」
はいはい。。

「このきびだんごは、後楽園限定なんですよ。他所では買えません。」
ふ~~ん、そうですか・・・・

「地元の人も入園料を払ってまで買いに来るんですよ。」
地元の人がそこまでしますかね?所詮きびだんごでしょ?


まあ、きびだんごは買おうと思っていたので食指は動きましたが、まだ園内に入ったばかりですし、園内を散策して戻ってきたときに買えばいいかなと思ったので、「ここに戻ってきたときに買いますね。」と言ったら、そのおばちゃん・・・・

「園内をまわると、そのまま出口にいきますので、もう買えませんよ(半脅)」

と、言いやがった。

一方通行の庭園なんて、どこの世界にあるんじゃ!!

もう、最悪。

最悪の気分になってしまったので、お庭の景色など心に留まりません。ったく、三大庭園の名が泣くぞ。少しは兼六園に従事する人たちの姿勢を見習え!!
(というわけで、-10ポイント)

岡山って、こんな土地なのか?
やばいぞ、岡山!!

続く。。
(計:-12ポイント。通算:-13ポイント)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

岡山・吉備路・倉敷①

年2回、恒例になった「全部の都道府県に行くぞーー!」の旅。今回は岡山県に行くことにしました。岡山といっても、北の美作方面は日程的に無理なので、南側を旅してきました。

行程は、1日目・岡山市内、2日目・吉備路、3日目・倉敷。またまた相方の暴走に付き合い、おかげさまで筋肉痛でお尻が痛いです。ちょっと小尻になった気がします。(謎笑)

それでは、1日目からスタートです♪


※1日目

当然のごとく、朝一番の新幹線で岡山を目指します。岡山まで3時間強・・・・3時間で行っちゃうのですよ。のぞみくんも頑張りますなあ。今までの旅の中で東海道新幹線を使ったときは、なぜか富士山の辺りに来ると必ず曇ってたのですが、今回は快晴で、富士山が「どっどーーーん!」と見えました。ありがたやありがたや。雪が少なかったな、やはり暖冬なんですね。

そんなこんなで、9時15分頃に岡山駅到着。1日目は市内観光です。本当はそのまま倉敷に行こうかなと思ってたのですが、岡山後楽園で、恒例の「芝焼き」があるというので、わざと1日目にしました。

まずは、岡山城を見に行こうと思います。あ、その前に観光案内所に行って情報を集めましょう。幸い、お城の近くにあるみたいです。

駅からは歩いていける距離なのですが、せっかくだから市電を使おうということで、乗り場を探したのですが、よく分かりません。駅が改装中ということもあるのでしょうが、もう少しビジターにも優しくしてね、という感じです。
(見つけにくかったので、-1ポイント)

なんとか乗り場を見つけ、ちんちん電車に乗ります。

001_1

車両の後ろから乗るときに料金箱はあったのですが、運賃が分からなかったので、「整理券取ればいいのかなあ」と相方に話しかけたら、「運賃は後払いです。」との車内放送が。運転手さんは当然前にいるので、会話が聞こえるはずがないのですが、なんというグッドタイミング。ありがとう、運転手さん。電車が動き出してから、運賃表を見ようとしたのですが、どこにも見当たりません。またまた相方に、「運賃いくらなのかしら」と話しかけたら、「運賃は100円です。」との車内放送が。おいらたちは車内の中ほどで小声で話していたので、運転手さんには聞こえないはずだが・・・またまたグッドタイミング(?) 2回も続くと気持ち悪いですよ。どこかに盗聴器でも仕掛けてあるのかしら(笑)
(あまりにもタイミングが良すぎるので、-1ポイント)

そんなこんなで、目的の駅に到着。目の前が観光案内所です。行ってみると・・・・閉まってる。どうやら10時からのようです。って、観光案内所が10時からってありえね~~~!!ちょっとお怒り。プンプン!!
(ということで、-2ポイント)

気を取り直して、観光案内所は後回しにして、岡山城を目指しましょう。

と、目に飛び込んだのが・・・

002

・・・・苦笑。
なんでも、不幸にもアルコール中毒になってしまった方のケア施設だそうです。おいらたちは、基本的にお酒を飲まない人なので、別に良いのですが、笑い事では済まないそうですから、これを読んでいる人で心当たりのある人は気をつけてくださいね。
(+1ポイント)

さて、しばらく歩くと、岡山城が見えてきました。

お堀にいる白鳥さんが、おいらたちを出迎えてくれました。

003

白鳥さんは、白菜がお好き♪

004
(白鳥さんに心が和み、+2ポイント)

いよいよ、お城の中に入っていきます!!


続く。。
(計:-1ポイント)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2007年1月 | トップページ | 2007年3月 »