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立山黒部アルペンルート⑥

※3日目

6時起床。今日も真っ青な空です♪
ついに最終日。この涼しさともお別れか・・・住みたい。。ここにずっと住みたい。。(冬はいやだけど♪)

朝食バイキングで腹を満たし(ここのバイキングは、品数も多くて美味しい。特にイギリスパン。専用の自動焼き機があって、何回やっても面白い。)、8時40分のバスで出発。

相方が一人で歩くと言い出した弥陀ヶ原までは、約20分。標高で500メートル降りることになる。降りた途端の感想・・・

「暑い。。」

たった500メートル降りただけなのに、室堂とは全然気候が違う。下界(?)に降りたらどうなっちゃうんだろう。暑くて溶けちゃうかもしれない。かなり不安。実は、弥陀ヶ原にも系列のホテルがあって、最初どちらにしようか迷ったのだけれど、室堂の方が絶対良い。こっちにしなくて良かった。

時間が40分弱しかないので、相方は、そそくさとお出かけ。おいらは荷物番。なにもやることがない。暇。。仕方が無いので、ガイドブックで今までの行程を回想し、悦に入っていましたよ♪ 20分ほどして相方が戻ってきました。随分早いです。やっぱり相方の脚は異常です(笑)。

次のバスに乗って、美女平へ。ここからケーブルカーに乗って立山駅に到着。

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これから行く称名滝は、実は、美女平行きのバスを途中下車して、1時間半山道を下って行くこともできたんです。現にバスから滝の雄大な姿を見ることができました。が、この山道は大変危険で、地元の人に「やめたほうがいいですよ。毎年一人は死んでますから。」と言われ、素直にやめました。

立山駅から、称名滝行きのバスに乗り換え、出発。途中、「悪城の壁」が右手にずっと続きます。

悪城の壁

位置関係を確認すると、この悪城の壁の上にある道路を通ってきたことになります。ということは、途中下車して歩いたとしたら、この悪城の壁を下る?・・・やめておいて、正解でした。

約20分ほどで、終点に到着。ここから、なだらかな登りを20分ほど歩くと、滝が見えてきます。それにしても暑い。汗がダクダク出てきます。

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でかい。落差は450メートル。日本一だそうです。今は水が少ない時期で、雪解けのころは、この数十倍の水量があるそうです。近くに着いた途端、滝の水しぶきが絶えず降りかかってきて、とても気持ちいいです。
しばらく滝のしずくを受けながら鑑賞。神戸の布引の滝もよかったけれど、この滝もなかなかです。今度は雪解けの頃に来てみたいなあ・・・

存分に堪能した後、立山に戻り、昼食をとり、富山駅を目指します。富山までの電車に乗ろうと、ホームに行ったら・・

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お!レッドアローじゃん。知ってますか?この電車は、西武秩父号に使われていた車両ですよ。こんなところで会うとは思いませんでした。懐かしいなあ・・・

約1時間ほどで富山に到着。

・・・・・・・暑い。。高地の気温になれていたせいもあるのかもしれませんが、この暑さ、関東より酷いのではなかろうか。冬は雪がたくさん積もり、夏はこれではやってられないね。早速駅前にあったロッテリアでシェークを飲みました。久しぶりの下界の味って感じです。

さて、富山にも城址公園があるので、城好きのおいらとしては、絶対に行かなければなりません。暑さで不機嫌になりながらも、行ってみると・・・・

・・・・しょぼ。。

あまりにもしょぼくて、見るところもなにもないので、すぐにスルー。近くにある富山市役所の展望台へ。行ってみると、人っ子一人いません。ベンチに座って、立山連峰を眺めていました。雲がかかって見え辛かったのだけれど、「あそこにいたんだよなあ」と思うと、ちょっと寂しさが込み上げてきます。

富山駅に戻り、夕食用のお弁当を買って、7分遅れで入線してきた特急はくたか号に乗車。接続する新幹線に間に合うのかしら、と思いつつ、日本海に沈む夕日を眺めながら、シートにゆったりと腰を沈め、今回の旅行を回顧していました。


終わり

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