立山黒部アルペンルート②
※2日目
メインイベント、雄山(立山)登山。
実は、ここに来る前は、登る気なんかさらさらなかったんですよ。だって3000メートルですよ。室堂自体が2400メートルの標高なので、高低差は600メートルなんですけれど、高地だし、酸素薄いし、まだ雪は残ってるし。
「おいらは絶対に行かないから、行ってきていいよ。」と相方にも言っていました。
が、1日目夜にあったスライドショーで、ホテルの人が、「お子さんも普通に登ってますので、是非行ってみて下さい。」と言ってたんですよ。子供が普通に登ってるのなら行かないわけにはいかない。なぜか闘志が湧いちゃいました(笑)
8時出発。これから登る雄山をパチリ。
(登る目標を赤線で囲んでみました。画像をクリックしてみてください。)
まず、目指すは「一の越」。標高2700メートル。
ちなみに雄山は、全部で「五の越」まであります。「五の越」が頂上になります。
出発していきなり雪が残るところ(雪渓)に遭遇。
え~~っと、今、夏ですよね?(笑)
雪が蒸発して霧が発生しまくりです。これが、そのまま雲になっている気がします。一の越に行くまでに、こういった場所が3ヶ所ありました。ただ、一の越までは、遊歩道が整備されていて歩きやすく、なだらかな斜面ばかりなので、あまり疲れません。
約1時間ほどで一の越に到着。
登ってきた向かい側は、↑のように景色を見渡せたのですが・・
登ってきたほう(↑)は、濃霧。何も見えません(笑)
しばらく休憩して、辺りを散策すると、可愛らしい紫の花が咲いていました。多分、タテヤマリンドウかな。とても可愛くて、思わず摘みたくなっちゃいました。(犯罪です。絶対に摘んではいけません。)
さて、ここからが雄山登山の難所、二の越・三の越です。急斜面と岩場が続きます。あっ、下山するときに、二の越から一の越にある山小屋を撮ったものがありますので、ちょっとご覧ください。
下から見上げたときは、「これ登るのかよ・・・」と、ちょっと萎えました。意を決して登ってみると、やっぱり辛い。なんでこんなことやっているんだろう・・ふぅふぅ言いながら登りました。一応、岩に、登りやすい場所をペイントしてくれているのですが、それでも気をつけないと落っこちそうです。そこで、山登りに慣れている相方を先に登らせ、後を付いて行く作戦にしました。さすが相方、ひょいひょいと登っていくのですが、たまに、わざわざ登り辛い場所を選んでくれます。(かすかな殺意)
30分登りっぱなしで、三の越に到着。ちょうど霧が晴れた場所があったので、パチリ。
やはり登山の醍醐味は、こういった美しい景色に出会えることですな。
疲れが一気に吹き飛びま・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・せん!!疲れた。。
さて、三の越から頂上を見上げます。頂上の建物がはっきり見えます。すごく近くに感じるのですが、一の越から三の越と同じく30分は掛かるみたいです。でも、目標物が見えているので、モチベーションは上がります。よっしゃ~~いくぞ!!待ってろよ、頂上!!
えっちらおっちら登ること30分。ようやく頂上に到着!!ついに3000メートルの山を制覇しました。喜びの瞬間をどうぞご覧ください・・・・
・・・・・え~~、疲れきっていて笑顔もありません。
それに比べて相方は・・・・
・・・・・余裕です。。
上の写真にも写っているように、山頂には、雄山神社というものがあって、その社殿が山の一番高いところにあります。500円を払って、登頂記念のお札を貰い、社殿まで登ります。すると、そこには神主さんがいました。ここまで登ってきた人には、お祓いをしてくれ、御神酒もいただけます。
社殿の隣に標高が記されている石碑があります。
正真正銘、標高3003メートル、雄山制覇♪
ぱちぱちぱち。。
これで、今日のミッションは終わり・・・・・
の訳がありません。
下山したらしたで、まだ歩かなければならないところがあります。更に、この登山に気をよくした相方が、暴挙に出ました。
続く。。
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