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2006年8月

立山黒部アルペンルート⑥

※3日目

6時起床。今日も真っ青な空です♪
ついに最終日。この涼しさともお別れか・・・住みたい。。ここにずっと住みたい。。(冬はいやだけど♪)

朝食バイキングで腹を満たし(ここのバイキングは、品数も多くて美味しい。特にイギリスパン。専用の自動焼き機があって、何回やっても面白い。)、8時40分のバスで出発。

相方が一人で歩くと言い出した弥陀ヶ原までは、約20分。標高で500メートル降りることになる。降りた途端の感想・・・

「暑い。。」

たった500メートル降りただけなのに、室堂とは全然気候が違う。下界(?)に降りたらどうなっちゃうんだろう。暑くて溶けちゃうかもしれない。かなり不安。実は、弥陀ヶ原にも系列のホテルがあって、最初どちらにしようか迷ったのだけれど、室堂の方が絶対良い。こっちにしなくて良かった。

時間が40分弱しかないので、相方は、そそくさとお出かけ。おいらは荷物番。なにもやることがない。暇。。仕方が無いので、ガイドブックで今までの行程を回想し、悦に入っていましたよ♪ 20分ほどして相方が戻ってきました。随分早いです。やっぱり相方の脚は異常です(笑)。

次のバスに乗って、美女平へ。ここからケーブルカーに乗って立山駅に到着。

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これから行く称名滝は、実は、美女平行きのバスを途中下車して、1時間半山道を下って行くこともできたんです。現にバスから滝の雄大な姿を見ることができました。が、この山道は大変危険で、地元の人に「やめたほうがいいですよ。毎年一人は死んでますから。」と言われ、素直にやめました。

立山駅から、称名滝行きのバスに乗り換え、出発。途中、「悪城の壁」が右手にずっと続きます。

悪城の壁

位置関係を確認すると、この悪城の壁の上にある道路を通ってきたことになります。ということは、途中下車して歩いたとしたら、この悪城の壁を下る?・・・やめておいて、正解でした。

約20分ほどで、終点に到着。ここから、なだらかな登りを20分ほど歩くと、滝が見えてきます。それにしても暑い。汗がダクダク出てきます。

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でかい。落差は450メートル。日本一だそうです。今は水が少ない時期で、雪解けのころは、この数十倍の水量があるそうです。近くに着いた途端、滝の水しぶきが絶えず降りかかってきて、とても気持ちいいです。
しばらく滝のしずくを受けながら鑑賞。神戸の布引の滝もよかったけれど、この滝もなかなかです。今度は雪解けの頃に来てみたいなあ・・・

存分に堪能した後、立山に戻り、昼食をとり、富山駅を目指します。富山までの電車に乗ろうと、ホームに行ったら・・

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お!レッドアローじゃん。知ってますか?この電車は、西武秩父号に使われていた車両ですよ。こんなところで会うとは思いませんでした。懐かしいなあ・・・

約1時間ほどで富山に到着。

・・・・・・・暑い。。高地の気温になれていたせいもあるのかもしれませんが、この暑さ、関東より酷いのではなかろうか。冬は雪がたくさん積もり、夏はこれではやってられないね。早速駅前にあったロッテリアでシェークを飲みました。久しぶりの下界の味って感じです。

さて、富山にも城址公園があるので、城好きのおいらとしては、絶対に行かなければなりません。暑さで不機嫌になりながらも、行ってみると・・・・

・・・・しょぼ。。

あまりにもしょぼくて、見るところもなにもないので、すぐにスルー。近くにある富山市役所の展望台へ。行ってみると、人っ子一人いません。ベンチに座って、立山連峰を眺めていました。雲がかかって見え辛かったのだけれど、「あそこにいたんだよなあ」と思うと、ちょっと寂しさが込み上げてきます。

富山駅に戻り、夕食用のお弁当を買って、7分遅れで入線してきた特急はくたか号に乗車。接続する新幹線に間に合うのかしら、と思いつつ、日本海に沈む夕日を眺めながら、シートにゆったりと腰を沈め、今回の旅行を回顧していました。


終わり

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立山黒部アルペンルート⑤

※2日目続きの続きの続き

おいらに残されたミッションは、「満天の星空を見る!」ことです。下町の汚れきった空の下に育ったおいらには、星?天の川?そんなのあるんですか?? 流れ星?迷信でしょ???なのです。無数に瞬く星を見たい。今回の旅行での一番の目的と言っても良いかもしれません。1日目は、雨が降っていたので見られませんでした。この夜がラストチャンス。昼間から、天候だけが気になっていました。

夕食時、綺麗な夕焼が見られたので、大丈夫そう。このままこのまま・・・と、祈るような気持ちでご飯を食べていました。

夕食が終わって、7時半。まだ、西の空は少し明るいのですが、気持ちを抑えられず、ホテルの屋上に行きます。わくわくどきどき・・・屋上に出ようとしたとき、失敗!! 外が真っ暗で何も見えません(笑)ちょっと外に出てみたのですが、どこを歩いているかもわからず、「こりゃだめだ。。」フロントに行って、懐中電灯を借りてきました。

さあ、仕切りなおし。明かりを灯しながら外に出ます。さっそく空を見上げてみると・・・・

うおおおお!!!さそり座だーーー!!!!

目の前に、はっきりと見えました。あ、おおぐま座!!!白鳥座!!!!織り姫(ベガ)!!!!彦星(アルタイル)!!!!夏の大三角形!!!!!!

無数の星と、星たちが作り出す星座が眼に飛び込んできます。

すげぇ・・

でも、天の川がわかりません。ベガとアルタイルの間に雲みたいのがかかってはいるのですが・・

「あれ、雲だよね?」
「違うよ、あれが天の川だよ♪」

あれが天の川だったのか。生まれて初めて見ました!!

屋上から、散策コースに出られるので、懐中電灯を灯しながらちょっと歩き、ベンチに腰掛けて、更に見上げます。本当に星って無数にあるんですね。いくら見ていても飽きません。

・・・首痛てぇ。。眼が乾いた。。口の中がカラカラ。。

どのくらい見ていたのでしょうか。ずっと、首を上げ、口をぽか~~んと開けていたので、体的に辛くなってきました。そのくらいずっと見ていました。気温も13℃くらい。長袖のシャツを着ていても寒くなってきたので、泣く泣く部屋に戻ることに。

・・まだ、流れ星見てないんだけどな。。後で一人で来ようかな。

部屋に戻り、相方は体を温めにお風呂に行きました。ふと、外を見ると、窓からも星が見えます。「お!?」 早速、窓際に椅子を置き、部屋の電気を全部消して観測。

窓からも、大きなさそり座が見えます。でも、見たいのは流れ星。既に贅沢なことを言ってます。

しばらく精神を集中して眺めていましたが、何の変化もありません。ふぅ・・疲れてきたな。そんな時でした。さそり座の上方に、赤い曇った光が見え、上の方に線を描き消えていきました。

????????

流れ星?でも、赤かったしな。流れ星のイメージって、きらきら光っている星がひゅーっと左右の方向に飛んでいく感じなんだけど。。しばらく考え込みました。

相方が帰ってきたので(部屋が真っ暗で驚いたらしい)、かくかくしかじかと説明すると・・

「流れ星だよ。おめでとう♪」

いえ~~~~い♪ 流れ星見ちゃった♪

こうして、ミッションは無事完了。もう、思い残すことはありません。立山に来てよかった。この歳になって、天の川も流れ星も見たことがないんじゃ、死んでも死にきれないですからね。あ~~~、もう寝るだけだわ。明日は、落差日本一の称名滝を見に行き、帰るだけです。富山に出るので、その観光と電車の時間を考えると、それが限度です。

おいらが、満面の笑みを浮かべてベッドに横たわっていると、相方はガイドブックと時刻表を、じーーっと見つめて考え込んでいます。いやな予感。

「あのね、弥陀ヶ原に行きたい・・・」

はい?

弥陀ヶ原は、室堂から立山に出る途中にあります。この間はバスなので、途中下車はできるのですが、地方ゆえ、頻繁にバスが出ているわけではありません。弥陀ヶ原の散策路を歩くとなると、最短コースでも30分は確保しなければなりません。後の行程を考えればちょっとキツイです。それに、今日十分歩いているので、足が少々辛くなってきています(ようするに筋肉痛です)。

「え~~~~!!」

きらきらと眼を輝かした顔をしている相方には、おいらの声なんぞ既に耳に入っていません。多少の押し問答がありましたが、焼け石に水だと悟ったので、仕方が無い・・・行くか・・・と思い始めた頃、衝撃の一言が・・・(どっかで書いた気がする・笑)

「一人で行ってくるから、バス停で待ってて♪♪」
(♪♪←これ重要です。前より増えてます。)

バスを途中下車して、次のバスが来るまでの40分間で歩いてくるというのです。あなたのアクティブさに乾杯!!もう、何も言うことはありません。結局、必ず時間までに戻ってくることを条件に認めざるを得ませんでした。まあ、行きたいんだから仕方がない。おいらも星を見ることができて心が広くなっているので、どうでもよくなってきました。もう眠いし。

ということで、2日目は終わりを告げます。
まだ22時前ですが。おやすみなさい。。


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立山黒部アルペンルート④

※2日目続きの続き

午後は室堂周辺の散策です。約3時間のコース。

室堂は、雄山に登らなくても、自然豊かな散策路が充実していて、気軽に歩けるところが沢山あります。案内板もしっかり整備されているので、いいですね。運が良ければ雷鳥にも出会えるみたいですが、今回は遭遇できませんでした。残念。。

散策コースを歩き出すと、まず4つの池が見えてきます。みどりが池・血の池・みくりが池・りんどう池です。その中の2つをご紹介しましょう。

まずは、血の池。

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血の池は、写真では白くなっていますが、酸化鉄を多く含んでいるために赤い血の色をしています。女性が落ちる地獄で、立山が女人禁制だった頃、女性がその禁を破ると神の怒りにあい、ここに連れて行かれ、池にたまった血を飲み干すよう、地獄の鬼に責められるという伝説があったそうです。お~~こわ。。

続いて、みくりが池。

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周囲631メートル、深さ16メートルと、室堂平では最も大きい池です。とても澄んだ水をたたえる池なのですが、栄養が少ないらしく、プランクトンしか確認されていないそうで、魚は住んでいません。ネーミングには伝説があって、法師が池を泳いでいて、三周したところで水底に引き込まれてしまったことに由来するそうです。あ~~こわ。。

この4つの池を通り過ぎると、雷鳥平を経由して、地獄谷に入ります。まあ、ご存知でしょうが、火山ガスが噴出しているところで、もうもうと水蒸気を吐き出しています。地獄谷には鍛冶屋地獄をはじめ、百姓・無間・団子屋・紺屋地獄など、計136の地獄があるといわれています。標識には、「危険ですので、遊歩道以外には立ち入らないでください。」と書いてありました。特に鍛冶屋地獄辺りは、大変危険みたいで、「早々に通り抜けてください」みたいなことが書いてあります。

あ、看板の写真です。

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(((((((((((;゚Д゚))))))))

実際歩いてみると、硫黄の匂いがきつくて、タオルを口に当てていないと気持ちが悪くなってきます。1日中居たら間違いなくあの世行きですね。う~~こわ。

んで、これが鍛冶屋地獄です。

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この塔は、噴出した火山ガスに含まれる硫黄が固まっていったものです。妙に黄色いところが気持ち悪いです。温泉は気持ち良いですけれど、これはいやです。ごめんなさいです。

地獄谷を通り抜けると、後は終着点へと向かうだけなのですが、地獄「谷」というくらいですから、室堂ターミナルまではひたすら登りです。石段が永遠と続きます。どのくらい続くのか写真撮っておけばよかった。最後の最後にこれはキツイ。ゆくっりと、ペースを崩さず登っていったのですが、後ろを歩いていた小学5~6年生くらいの男の子が、「なにゆっくり歩いてんだよ!」という顔をしながら追い抜いていきました。でも、途中でバテてましたね。おいらたちは、そのまま歩いていったのですが、少年たちは追いつきそうになると、意地を張って登っていきます。ま、最後には追いついちゃいましたが(笑) 大きくなれよ、少年!!

ということで、無事ホテルに到着。2人とも大満足。さっそくお風呂に行って汗を流し、ゆったり休息です。

しか~~し、この後、おいらには絶対経験したいミッションが残っています。そして、またもや相方が・・・・


続く。。


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立山黒部アルペンルート③

※2日目続き

雄山神社の参拝も終わり、頂上のベンチでくつろいでいると、相方が「浄土山・室堂山展望台にも行きたい!!」と言い出しました。

ちょっと説明しますと、一の越まで降りると、そのまま室堂へ帰る道と、尾根道を伝って浄土山(2831メートル)・室堂山展望台(2668メートル)に向かい、ぐるっと遠回りして室堂に帰るコースとがあるのです。

雄山を降りた後、室堂周辺を歩くことになっているため、おいらとしては体力を温存しておきたい。露骨に嫌な顔して「え~~~~~っ!!」と言ったのですが、きらきらと眼を輝かした顔をしている相方には、おいらの顔なんぞ既に眼中に入っていません。こうなったらもう終わり。相方の頑固さは、ダイヤモンドより固いのです。多少の押し問答がありましたが、焼け石に水だと悟ったので、仕方が無い・・・行くか・・・と思い始めた頃、衝撃の一言が・・・

「一人で行ってくるから、先に降りてて♪」
(♪←これ重要です。)

はい?

・・・・もう、何も言うことはありません。
はいはい、行ってらっしゃい。もういいです。。

一の越まで降り、少し休憩して相方が先に出発しました。

「いってきま~~す♪」

楽しそうです。
るんるんしながら登っていく相方の後姿を眺めながら、「だめだこりゃ! ぱっぱぱぱぱ~ぱん」と呟いたおいらでした。

おいらはといいますと、なだらかな道を降りていくだけなので楽チン楽チン♪相方の方が合流地点まで倍の時間がかかるため、戴冠ミサの「CREDO」を口ずさみつつ(登山には、4拍子の軽快な曲が似合います)、辺りの景色を堪能しつつ降りていきました。

無事に合流地点に到着。まだ合流予定時間まで1時間弱あります。そこで暇にしているのもしゃくなので、1回ホテルに戻ることにしました。部屋に入り、頭と顔の汗を流して気分爽快♪椅子にゆったりと腰掛け疲れを癒します。あ~極楽極楽(はあと)。

予定時間より早かったのですが、どうせ相方はさくさく降りてくるんだろうと思い、こちらも早めに合流地点に向かいます。合流地点に着いて相方が降りてくる方を見上げると・・・、まだ米粒程度の大きさだったのですが、やっぱりいました(笑)手を振ってみたのですが、気付いていないようです。近くのベンチに座り、しばらく様子を眺めておりますと、ようやく気付き、手を振り返してきました。

無事合流。すごく満足そうな顔をしています。といっても、おいらもホテルでゆったりできたので、全然うらやましくありません(笑)お互い気分爽快の中で昼食をとり、室堂周辺の散策へと向かいました。


続く。。

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立山黒部アルペンルート②

※2日目

メインイベント、雄山(立山)登山。

実は、ここに来る前は、登る気なんかさらさらなかったんですよ。だって3000メートルですよ。室堂自体が2400メートルの標高なので、高低差は600メートルなんですけれど、高地だし、酸素薄いし、まだ雪は残ってるし。
「おいらは絶対に行かないから、行ってきていいよ。」と相方にも言っていました。

が、1日目夜にあったスライドショーで、ホテルの人が、「お子さんも普通に登ってますので、是非行ってみて下さい。」と言ってたんですよ。子供が普通に登ってるのなら行かないわけにはいかない。なぜか闘志が湧いちゃいました(笑)

8時出発。これから登る雄山をパチリ。

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(登る目標を赤線で囲んでみました。画像をクリックしてみてください。)

まず、目指すは「一の越」。標高2700メートル。
ちなみに雄山は、全部で「五の越」まであります。「五の越」が頂上になります。

出発していきなり雪が残るところ(雪渓)に遭遇。

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え~~っと、今、夏ですよね?(笑)
雪が蒸発して霧が発生しまくりです。これが、そのまま雲になっている気がします。一の越に行くまでに、こういった場所が3ヶ所ありました。ただ、一の越までは、遊歩道が整備されていて歩きやすく、なだらかな斜面ばかりなので、あまり疲れません。

約1時間ほどで一の越に到着。

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登ってきた向かい側は、↑のように景色を見渡せたのですが・・

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登ってきたほう(↑)は、濃霧。何も見えません(笑)

しばらく休憩して、辺りを散策すると、可愛らしい紫の花が咲いていました。多分、タテヤマリンドウかな。とても可愛くて、思わず摘みたくなっちゃいました。(犯罪です。絶対に摘んではいけません。)

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さて、ここからが雄山登山の難所、二の越・三の越です。急斜面と岩場が続きます。あっ、下山するときに、二の越から一の越にある山小屋を撮ったものがありますので、ちょっとご覧ください。

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下から見上げたときは、「これ登るのかよ・・・」と、ちょっと萎えました。意を決して登ってみると、やっぱり辛い。なんでこんなことやっているんだろう・・ふぅふぅ言いながら登りました。一応、岩に、登りやすい場所をペイントしてくれているのですが、それでも気をつけないと落っこちそうです。そこで、山登りに慣れている相方を先に登らせ、後を付いて行く作戦にしました。さすが相方、ひょいひょいと登っていくのですが、たまに、わざわざ登り辛い場所を選んでくれます。(かすかな殺意

30分登りっぱなしで、三の越に到着。ちょうど霧が晴れた場所があったので、パチリ。

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やはり登山の醍醐味は、こういった美しい景色に出会えることですな。
疲れが一気に吹き飛びま・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・せん!!疲れた。。


さて、三の越から頂上を見上げます。頂上の建物がはっきり見えます。すごく近くに感じるのですが、一の越から三の越と同じく30分は掛かるみたいです。でも、目標物が見えているので、モチベーションは上がります。よっしゃ~~いくぞ!!待ってろよ、頂上!!

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えっちらおっちら登ること30分。ようやく頂上に到着!!ついに3000メートルの山を制覇しました。喜びの瞬間をどうぞご覧ください・・・・

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・・・・・え~~、疲れきっていて笑顔もありません。

それに比べて相方は・・・・

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・・・・・余裕です。。


上の写真にも写っているように、山頂には、雄山神社というものがあって、その社殿が山の一番高いところにあります。500円を払って、登頂記念のお札を貰い、社殿まで登ります。すると、そこには神主さんがいました。ここまで登ってきた人には、お祓いをしてくれ、御神酒もいただけます。

社殿の隣に標高が記されている石碑があります。

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正真正銘、標高3003メートル、雄山制覇♪
ぱちぱちぱち。。

これで、今日のミッションは終わり・・・・・


の訳がありません。

下山したらしたで、まだ歩かなければならないところがあります。更に、この登山に気をよくした相方が、暴挙に出ました。


続く。。


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立山黒部アルペンルート①

念願の立山黒部アルペンルートを制覇してきました♪

現在、日光湿疹で腕が痒いのですが(汗)、頑張って旅行記(自分用・・ぉぃ)を書きます。
台風10号の影響もあって、天候があやしかったのですけれど、そこは晴れ男・晴れ女のタッグ。今回の旅行も一回も傘を使いませんでした。ほほほほほ。。

※1日目

4時起床。今回は、長野県側から行くことにしたので、新幹線で長野まで出て、そこから特急バスに乗って扇沢へ。家を出たのが5時半で、扇沢に着いたのは10時。さすがにトップシーズンということもあって、凄い人垣。ま、仕方が無いか。

トロリーバスに乗って、黒部ダムへ。トンネル内は非常に涼しくて快適。トンネルに住みたい。15分ほどで黒部ダムに到着。

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おお!!なんと素晴らしい景色!!ひたすら感動。。ダムも凄いのだけれど、周囲の山々の凛とした表情がとてもいいです。しばらく放水の様子や、周りを囲む山々を楽しみながら過ごしました。観光船にも乗ったけど、定員が80名という小さな船で、予約しないと乗れないんですよ。幸いキャンセルが出て、すぐに乗れたのはラッキーでした。

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結局、黒部ダムに4時間くらい居て、移動。黒部湖~黒部平はケーブルカー。黒部平~大観峰はロープウェイ。ロープウェイは待ち人数が多すぎて、30分くらい待たされました。ふぅ。大観峰~室堂はトロリーバス。なんで一つ一つ乗り物が変わるのかしらという疑問はさておき、無事に室堂に到着。時刻は15時半。今回泊まるのは、ホテル立山というところなのですが、室堂の改札を出た途端、「↑ホテル立山」の看板が。あら、駅の上だったのね。

いきなりチェックインするのも悔しいので、外に出てみることに。涼しい。気温は17℃くらいしかないらしい。いいなあ、住みたい。隣にある自然保護センターに行って、立山の自然について浅く(?)学び、行きたいところのチェック。更に外に出て行って、泊まるホテルをパチリ。こんな自然の中にあるホテルってのもよいですな。

Hotel

この時点で16時半。すでに12時間起きていることになり、さすがに疲れてきたのでチェックイン。部屋に入ったら霧が出てきて、窓から外を見ても何も見えない状態でした。しばらくすると雨が降ってきたので、今日は外への散歩はやめ。おとなしくご飯を食べて、ホテル主催のスライドショー(変なのじゃないですよ)を観る。本当は、晴れていれば、星の観測イベントもあったのだけど、雨が止まずに中止。ぅぅぅ・・残念。

2日目は、メインイベント、雄山登山です。
体力を蓄えておかなければ。
ぐぅぐぅZZZZzzzz・・・


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Fritz Wunderlich

youtubeという動画サイトに嵌まってしまいました(汗)
あらゆる歌手の演奏が観られるので、ついつい時間を忘れてしまうのですが、次から次へと観たいものが出てくるので、ヤヴァイです。
ただ、DVDなどから勝手にアップしているものが多いのですよね。観る側からすれば嬉しい限りなのですが、大丈夫なのでしょうかね。
さて、若くして亡くなった天才テノール・ヴンダリッヒの動画までありましたよ。これはテレビの録画みたいですね。魔笛のアリアを歌ってますが、「完璧」の一言です。。

http://www.youtube.com/watch?v=JAVppwmQGLs

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Nicola Martinucci

好きなテノール歌手を一人と言われてしまうと、非常に困ってしまう私。無論、パヴァロッティ様は神様でございますから別枠として、もっとも好きなテノールは、ニコラ・マルティヌッチですな。

彼の声を初めて聴いたのは、ヴェローナでやった「トゥーランドット」のビデオを観たときでした。一声聴いただけで胸がキュンとなってしまって、即座に彼の出ている音源を漁りまくった思い出があります。

日本では、代々木第一体育館でやったアイーダのとき来日しまして、かぶりつきの席を買って食い入るように観ましたよ。最後に「BRAVISSIMO MARTINUCCI!!!!」って叫んだら、こちらを向いてくれたのがとても嬉しかった。

いわゆる3大テノールと同時期に活躍した人なので、可哀想な面もありましたけれど、もし、今彼が全盛期だったら、めちゃくちゃ人気のあるテノールだったでしょう。

で、今流行っているYOUTUBEを検索したら、アイーダのアリアの場面がありました。直接貼っても良いのですが、さすがに著作権のことがあるので、URLだけ貼っておきます。どうぞ、彼の素晴らしい歌声を聴いてください。

http://www.youtube.com/watch?v=MZKgmtEEqQ4

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このくらい歌ってたんだよな・・

動画をみつけたのですが・・ まずはご覧を。。

http://www.youtube.com/watch?v=oFrub-L0FuQ

魔笛の夜の女王のアリアですね。なかなか上手に歌ってます。児童合唱をやってたころ、私もこのくらいの音域は苦もなく歌ってたなあと思いつつ観てました。あの頃に戻りた・・・・くはないです。

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