久しぶり
友達の年賀状に、「今、中学校の合唱指導しているんだけど、1回指導しに来ない?」と書いてあったので、「いいよ~♪」と返事をしましたら、とんとん話が進んで、明日行くことになりやした。友達に会うのも10年ぶりかな?歳を取ったもんだw
なんでも、NHKの合唱コンクールでも優秀な成績を収めているところらしい。友達が頑張ってるって嬉しいことだなあ。うんうん。
で、先日楽譜が送られてきたんだけど、デュファイ!!!ですよ。中学生でこの作曲家を取り上げるのか。なんか時代が変わったよねぇ・・・と、しみじみ思いました。
ちなみにデュファイという作曲家は、バッハよりも前の時代の人で、それまで宗教曲は3声のものが多かったものを、4声にした最初の人として有名な人です。なんでそれまで3声が主流だったかというと、キリスト教の「三位一体」を表すものだったんです。だから、当時では4声にするというのは、物凄いことだったんですね。現在の合唱のスタイルの元を作った人といっても良いかもしれません。
こういう曲を演奏するときは、その時代の演奏スタイルを考慮するとかよりも(もちろん大切なことは百も承知)、祈りの音楽として、どう表現できるのかが重要だと思っているのです。普遍化してしまえば、純粋な音楽としての演奏もありだと思うけど、この時代の音楽は、果てしなく精神的な泥臭さが残ってると思う。
だから、明日はすごく楽しみ。彼らがどれだけ考えて歌うのか。じっくり聴いてこようと思います。
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