« 2004年12月 | トップページ | 2005年2月 »

2005年1月

後日談

ちょっと勘違いしていたことがあるんだけれど、先日の金賞の話。コンクールには3組に分かれて出場したんだけど、みんな獲ったと思ってたんだよね。実は1・2日目に分かれていたらしい。2日目の組は銅賞だった。

生徒たちは悔しくて泣いていたらしい。

彼女たちは何に対して泣いたのだろう?音楽をやっている以上、順位に対して泣くことだけはしてくれるなよ、とは思う。音楽の場合、人に評価されるのって非常に難しい問題ではある。美術なんかでもそうだろうけど、受け取る人の好みの問題で、結果はどうにでもなる。技術的な部分での問題があるなら仕方が無いけれど・・

どういう演奏だったかは実際聴いていないので、憶測ではとても言えるもんじゃない。時間を無理やり作ってでも、聴きに行くべきだった。立場的に第三者の僕が聴いていて、問題点を洗い出し、今後の課題を少しでも与えてあげられることができれば、もしかしたら新たな道筋をつけてあげられたかもしれない。後悔している。

結果が悪いときこそ学ぶべきことがたくさんある。しっかりと今回のことを糧にして、新たな歩みを踏み出してくれることを祈っている。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

花粉症日記①

昨日カルメンの稽古だったんですが、どうも鼻がムズムズし、のどもおかしくて上手く歌えなかったんですよ。「ん~、また風邪ひいたのかなあ・・」と思ったんですが、どうも様子が違う・・・

もしかして花粉症・・・(((((((((((;゚Д゚))))))))

今年は例年の20倍だとかなんだとか言ってるでしょ?発症している人もいるみたいだし、1月に症状がでるなんて今までなかったんだけど、疑ってみるしかない。

ってことで、
花粉症対策日記の始まりで~~~す!_| ̄|●

去年は、カルピスのL-92乳酸菌を試し、効果があったみたいなんだけど、花粉の飛散量が少なかったからね。今年は気になっている3種類をいっぺんに飲んでみようと思います。

1:カルピス   L-92乳酸菌(ヨーグルトタイプ)
2:キリン     KW乳酸菌(カプセル)
3:キッコーマン 新トマトの力(錠剤)

本当は一種類ずつ試すべきなんだろうけど、今年はそんなこと言ってられないんで(笑

早速、1と2を即購入。飲みました~♪
どうにか治まって欲しいもんです。
 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

よかったよかった

「金賞獲ったよ♪」

友達からのメールを見て、ほっとしましたわ。
音楽を創るお手伝いをさせてもらったところが良い結果を出したのは、やっぱり気分がいいね♪

今回の結果は、彼女たちが真摯な努力をして得たものだし、一所懸命引っ張ってきた友人の指導の賜物。心の底から、「おめでとーーーー!!」と言いたい。

発声に関しては、声楽家として、ごく基本的なことを教えたに過ぎないし、曲の指導では、コンクールで結果を出すためではなく、聴いてる人に、自分たちの想いを伝えるにはどうしたらいいか、その方法論をアドヴァイスしたに過ぎない。

僕が彼女らの奏でる音を最初に聴いたとき、はっきり言ったんだ。

「君たちの奏でている音楽を聴いていると、すごくいっぱい練習してきたんだなあ、頑張ったんだろうなぁ・・とは思う。でもな、こんだけ頑張ってきました!というのを感じるというのは、君たちの奏でている音楽そのものに感じているわけではないよね?演奏するということは、音楽を通じて、自分の想いを聴いている人に届けるものなんだよ。君たちの音楽には、届けているものが少なすぎる。」と。

中学生だから、アマチュアだからこの程度・・というのではなく、舞台に立って演奏するものとして、しなければならないことを、強く要求した。コンクールのための音楽にしないで欲しかった。言われたときは、多分、面食らったんじゃないかなと思うのだけれど、彼女たちなりに消化してくれたのかな・・・と思う。

何はともあれ、お疲れ様^^
良い夢見ろよ~!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ヤヴァイっす・・

カルメンも立ち稽古に入り、練習にも熱が入ってきた今日この頃でございやす。やっと、フランス語にも慣れてきたんだけど、なかなか頭の中に入ってこないのよね・・・一日中、暇さえあれば楽譜とにらめっこしている毎日ですわ。イタリア語の倍以上かかるな。。

この時期になると、劇全体の雰囲気もつかまなきゃいけないので、DVDと楽譜を併用して勉強しているの。DVDを使うときは、自分がどのように演じるかイメージしながら観るんだけど、カルメン・・・・ヤヴァイわ。。特に4幕のところなんんだけど、


(つД`)・゜・。ウルウルウルウル・・・・


ってなっちゃって、自分が演じたとして、果たして歌いきれるんだろうか心配になっちゃう。。


泣くとさ、声帯が上がってきてしまって、上手く声が出ないじゃないですか。あれやっちゃったら、声楽家失格だからね。う~~ん、どう考えてもホセは惨めだよ。自分の人生経験と重なっているわけではない(ということにしておきます・笑)んだけど、ありうる話だしね。まあ、既婚の身ですから、そんなことは起きないだろうけど。いや、起きちゃ困りますから~!残念!!(ちょっと使ってみたかった~)

4幕練習していると、真面目に自分が惨めになってくるような感覚に襲われて、終わると、うつ病一歩手前の状態。まずいまずい。。本番までに、メンタルトレーニングも取り入れなきゃと真剣に考えている、35歳冬でした。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

幸せな日

昨日お話したとおり、今日は、とある中学校へ指導に行ってきました。

3年生が引退した後ということで、1・2年生だけでしたが、すべてを吸収してやろうというポジティブな姿勢に感動し、予定時間オーバーして、4時間半もやってきました。さすがに疲れたわ。でも、彼女たちのキラキラした顔見てたら、自分の持っているものを、すべて教えてあげたいと思ったんだ。

で、問題のデュファイは、危惧してたとおりの結果だった。最近のコンクールの傾向として、こういった曲を取り上げないと相手にされないらしいのだが、俺としては「ちょっと待った!」と、言いたい。まあ、取り上げられる理由として、和声が難しかったり、リズムの変化に特徴があったりということなんだろうけどね。そりゃそうだよ、和声の理論が確立されていないし、リズムの多様性によって表現する時代だったんだから。。(友人も悩んでいるみたいだった・・・時流に合わせなきゃいけない部分もあるだろうし、辛いと思うわ。)

この時代の曲が精神的に泥臭いと言ったのは、曲自体が「祈り」に支配されているということ。正確に発音し、音が取れ、美しくハモれて、言葉の意味が分かっていれば成立する音楽ではない。ヨーロッパの同年代の子達だって聖歌隊とかで歌うじゃないかと思うかもしれないけど、彼らには、血の中に信仰がこびりついているんだ。

ちょっと酷だったかもしれないけど、「この曲を歌う意味を考えなさい」と要求しました。顔が凍り付いていたけど、きっと消化して、彼女たちなりの答えを音に込めてくれるだろうと思う。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

久しぶり

友達の年賀状に、「今、中学校の合唱指導しているんだけど、1回指導しに来ない?」と書いてあったので、「いいよ~♪」と返事をしましたら、とんとん話が進んで、明日行くことになりやした。友達に会うのも10年ぶりかな?歳を取ったもんだw

なんでも、NHKの合唱コンクールでも優秀な成績を収めているところらしい。友達が頑張ってるって嬉しいことだなあ。うんうん。

で、先日楽譜が送られてきたんだけど、デュファイ!!!ですよ。中学生でこの作曲家を取り上げるのか。なんか時代が変わったよねぇ・・・と、しみじみ思いました。

ちなみにデュファイという作曲家は、バッハよりも前の時代の人で、それまで宗教曲は3声のものが多かったものを、4声にした最初の人として有名な人です。なんでそれまで3声が主流だったかというと、キリスト教の「三位一体」を表すものだったんです。だから、当時では4声にするというのは、物凄いことだったんですね。現在の合唱のスタイルの元を作った人といっても良いかもしれません。

こういう曲を演奏するときは、その時代の演奏スタイルを考慮するとかよりも(もちろん大切なことは百も承知)、祈りの音楽として、どう表現できるのかが重要だと思っているのです。普遍化してしまえば、純粋な音楽としての演奏もありだと思うけど、この時代の音楽は、果てしなく精神的な泥臭さが残ってると思う。

だから、明日はすごく楽しみ。彼らがどれだけ考えて歌うのか。じっくり聴いてこようと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ロシア料理

久しぶりの日記だなぁ。

今年に入ってから、あんまり良い話題が無いのね~
困ったもんだ。

さて、今テレビ東京の土曜スペシャル観てたら、パイ包みスープが出てきて、無性にロシア料理が食べたくなっちゃった。

下町生まれの人間がロシア料理を語るときに、浅草にある「マノス」は避けて通れないw もう何年行ってないんだろ。20年は行ってないなぁ、確実に。あそこのピロシキとロールキャベツが大好きで、何かあると「マノス行こうよ~♪」って、言っていた気がする。

最近食べたロシア料理では、恵比寿の駅ビル上にある「マトリョーシカ」がなかなか良かったな。そこで食べたパイ包みのスープが美味しかったので、パイ包みがロシア料理に繋がったんだけどね。

どっか、お奨めのお店あったら教えてくらはい。
お礼におごりますんでw

| | コメント (0) | トラックバック (0)

う~む。。

相変わらず風邪が抜けず、夜中の咳に悩まされ、ぼーーっとした毎日なんですが、昨日追い討ちをかけるように悲しい出来事が。。

嫁の祖母が急逝しました。

数えで96歳だったので、まあ大往生なんだけど、その前の日に元気だということを聞いていたので、びっくり。本人たちでさえ忘れてる挙式日をちゃんと覚えてくれていてお祝いしてくれたり、飴が好きだったので、たまに持って行くと子供のように喜んでくれたり、たった数年間だったけど楽しい思い出ばかりでした。

お顔を見たら、それはまあ安らかな表情をしていて、ひょっこりと起きだすんじゃないかと思うくらい。苦しまずに逝けたそうなんで、それは良かったなあとは思うんだけどね。。。

おいらの方は、祖父母とも小学生のときに亡くなってるから、記憶があんまり無い。それだけに血は繋がってないにせよ、身内の死というものが、こんなに重いものなんだなあって。大熊先生のときもかなりずしっと来たけど、それとは別の悲しみが襲ってくるんだよなぁ。ふぅ・・

| | コメント (0) | トラックバック (0)

あけましておめでとうございます

明けましておめでとうございます。

このIL-TENOREも開設してから満5年。
これも訪問してくださるみなさまのおかげでございます。
今後ともよろしくでし♪

さて、今年は、私、年男でございます。

なんとしても良い1年にしたいもので、気合を入れて頑張るぞ!と思ったのですが、実は年末から風邪を引きました。大晦日の午後あたりから悪寒に襲われ、ブルブル震えながら新年を迎えるという、最悪なスタート。 布団に入っても寒さ止まらず、仕方が無いので入浴剤を多めに入れたお風呂に入る始末。

やっと今日になって体調が戻ってきたんですけど、1畳半のホットカーペットが生活スペースという情けない状態は、かなり凹みますわ。

はあ、今年はどうなっちゃうのかしら。。。と、思いつつも、なんとか気持ちを奮い立たせていきたいと思いまする。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2004年12月 | トップページ | 2005年2月 »